自分をないがしろにして
40年近く生きてきた私は
今でも心がけないと
自分に対する扱いが恐ろしくスパルタで
自分でもびっくりする時があります。
言いたくないことを言わせ
行きたくない場所に行かせ
やりたくないことをやらせ
イヤなのに笑え!と言い
それぐらい我慢しろ!
小さい事でガタガタ言うな!と口をふさぎ
食べたくないのに食べさせられて
お腹がすいたのにご飯をくれない
デブ!ブス!ひどい顔!太い足!
こんなこと・・・
誰かにできる?
誰かに言える?
友だちに言う?
我が子に言える?
書いていて本当に胸が痛いです。
心と向き合って
自分の自分の扱いのひどさに愕然として
自分に優しくしてきたつもりでも
このモードで数十年生きてきたから
反射のように自分へのスパルタが
今でも顔を出します。
だからね
これは手動で変えていくしかないです。
私の良いところなんて
山ほどありますよ。
まずこんなに痛めつけた体なのに
今日まで元気でいてくれること。
美味しく食べられて
いろいろな景色を見せてくれて
良い香りを体験させてくれて
美しいものに震える心があること。
でね
こんなことを思っていたとき
5才になった次女を
いつも2階の寝室まで
抱っこで連れていくのですが
一段一段ゆっくり
階段を上がっているときに
急に自分の体に対する
愛おしさがこみあげてきました。
5才の体重を受け止めてくれる私の体
次女を抱きしめられる腕
床を踏みしめられる足
まだ柔らかい5歳の髪を五感で味わって
あどけない声を耳で聞いて
こうした感覚と感情の全てを
味あわせてくれる私の体
いつも健気に私を守ってくれていた私の体。
こうして次女を抱っこして
寝室に行けるのもあと何回だろう?
長女もこうやって
毎日毎日抱っこで寝室に行ったのに
今では自分の足で
後ろを振り返りもせずにスタスタ向かって
1人でベッドに入り1人で寝て
最後に抱っこで連れて行ったのは
いつだっただろう?
最後の最後の日は
私はどんな顔で長女を抱っこしたんだろう?
その時も元気でいてくれた私の体。
ずっとずっと
体と心に傷をつけて生きてきた私。
振り返ると摂食障害だけじゃなく
自傷行為に近いことを
小学校高学年頃からしていて
あれは結局
自分の思いを全部
体に引き受けてもらっていたんだと思う。
私は昔から争いが苦手です。
苦手というか怖い。
意見を闘わせることが怖い。
責められるのが怖い。
否定されるのが怖い。
だからどんな時でも
自分が我慢したら良いって
無意識に思っていて
相手に怒りや葛藤や寂しさがわいても
その感情を全部
自分の体にぶつけてきました。
全部全部
体が引き受けてくれました。
だから
もう自分が嫌がることをしたくない
嫌がる場所にも行きたくないし
嫌だってこともさせたくない。
今でも我慢してることあるかな?
って思うと結構あるんです。
だから一つずつ手放していこう。
自分を労わって
自分に一番優しく生きていきます。
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