犯行状況を再現した写真を撮られた後、しばらくしてから調べに呼ばれた。
毎日毎日もう疲れ果てていた。
一日くらい休ませてほしかった。
この日も夕食の時間18時までみっちり取調べがあった。
この日は顔を上げるのもしんどいくらい疲れていた。
この取調べで何を聞かれたか、何を言われたかは日記に記されていないし、記憶にも無い。
ただ取調べの時間と、『黙秘』とだけ書いてある。
19時過ぎ、弁護士の福田先生が接見に来てくれた。
先生に今から暴力の内容を否認することは可能かどうかを聞きたくて、昨日先生に接見のお願いをしたのだが、今日犯行状況再現の写真まで警察の思うがままに撮らせてしまった。
もう、今更感が強く、供述を翻し否認に転じることも考えられなくなってしまっていた。
もう取調べであの手この手を使い、脅されるのも耐えられない。
このまま認めたままの方が楽だと思ってしまった。
それに、すでに傷害事件の事は何も聞かれない。
相手の言い分をほぼ認める調書も取られているので、実質もう傷害事件で取調べる事はないのだ。
スマホやSDカードの所有権放棄の話ばかりだ。
私は先生に検察官調べでは『抱え上げて叩きつけてはいない。腕と肩を掴み押し倒したのであって、その場所はふかふかの布団の上だ。』と話した事を伝えた。
最近の取調べの内容も話した。
首を絞めた再現写真も撮らせてしまったと伝えた。
保護命令申立書の内容もざっくり話した。
悔しい気持ちや、腹立たしい気持ちもあるが、その気持ちを封じ込め、反省と謝罪の気持ちだけでいようと思いますと伝えた。
福田先生は
『起訴されることは無いと思います。例え起訴をされても、どの様な状況下に置かれ、取調べで事実と異なる事を認めてしまった理由を言うことは出来ますから。なかなか裁判でひっくり返すのは難しいですけど、ちゃんと弁護出来ますよ。』
『恐らく起訴猶予か、最悪でも罰金刑でしょう。』
先生の表情は穏やかで、余裕の笑顔だ。
そこまで心配することはありませんよ。という感じだった。
更に私は保護命令申立書の証拠写真をガラス越しに見せた。
先生は笑ってこう言った。
『逆にこちらの証拠になるじゃないですか。大した怪我などさせていないという証拠に(笑)』
先生…笑い事じゃないですよ…(_ _;)
私にはそんな余裕は持てなかった。
先日の保護命令申立書の記事には載せていなかったが、私が家のドアを足で蹴り、へこませた。という記載&証拠写真もあった。

このドアのへこみは、入居当時からあったものであり、見て頂いてわかるように、足で蹴って出来るようなへこみではない。
ドライバーのような先が尖ったような物で突いて出来たようなへこみだ。
ちなみに私の足は尖っていない(^_^;)
この写真を見た先生はただ苦笑いをし、何も言わなかった。
首をかしげ呆れていた。
先生『SDカードの所有権は放棄しなくても大丈夫です。事件とは何ら関係ありませんから。◯◯さんの大切な物やから、それは手放さんように頑張って下さい』
私『はい、例え所有権放棄しなかったらお前は死刑やと言われても、所有権放棄するつもりはありません。』
『それと別の知人に預けている、娘の動画が入っているブルーレイディスクがあるんですけど、それも警察に持って来られますかね?これも大切な宝物なんてすけど。』
先生『その預けてる人は、被害者も知っている人ですか?』
私『いいえ、知らないです。』
先生『それやったら大丈夫やと思います。例え警察に渡されたとしても◯◯さんの所有物やから所有権放棄さえしなければ大丈夫です。そこはね、全く所有権放棄する必要が無いんで頑張って下さいね。もし脅されたりしたら、弁護士さんに所有権放棄する必要は無いと言われましたって言うて下さい。』
この様な会話を交わした。
私の話を全面的に信用し、励まし、アドバイスしてくれる唯一の味方が福田先生だ。
私は福田先生の言葉を受け、SDカード等の宝物は絶対に所有権放棄しないぞ!と勇気をもらえた。
また何か困った事、心配事があれば呼んでください。
というありがたい言葉をもらい、接見を終了した。


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毎日毎日もう疲れ果てていた。
一日くらい休ませてほしかった。
この日も夕食の時間18時までみっちり取調べがあった。
この日は顔を上げるのもしんどいくらい疲れていた。
この取調べで何を聞かれたか、何を言われたかは日記に記されていないし、記憶にも無い。
ただ取調べの時間と、『黙秘』とだけ書いてある。
19時過ぎ、弁護士の福田先生が接見に来てくれた。
先生に今から暴力の内容を否認することは可能かどうかを聞きたくて、昨日先生に接見のお願いをしたのだが、今日犯行状況再現の写真まで警察の思うがままに撮らせてしまった。
もう、今更感が強く、供述を翻し否認に転じることも考えられなくなってしまっていた。
もう取調べであの手この手を使い、脅されるのも耐えられない。
このまま認めたままの方が楽だと思ってしまった。
それに、すでに傷害事件の事は何も聞かれない。
相手の言い分をほぼ認める調書も取られているので、実質もう傷害事件で取調べる事はないのだ。
スマホやSDカードの所有権放棄の話ばかりだ。
私は先生に検察官調べでは『抱え上げて叩きつけてはいない。腕と肩を掴み押し倒したのであって、その場所はふかふかの布団の上だ。』と話した事を伝えた。
最近の取調べの内容も話した。
首を絞めた再現写真も撮らせてしまったと伝えた。
保護命令申立書の内容もざっくり話した。
悔しい気持ちや、腹立たしい気持ちもあるが、その気持ちを封じ込め、反省と謝罪の気持ちだけでいようと思いますと伝えた。
福田先生は
『起訴されることは無いと思います。例え起訴をされても、どの様な状況下に置かれ、取調べで事実と異なる事を認めてしまった理由を言うことは出来ますから。なかなか裁判でひっくり返すのは難しいですけど、ちゃんと弁護出来ますよ。』
『恐らく起訴猶予か、最悪でも罰金刑でしょう。』
先生の表情は穏やかで、余裕の笑顔だ。
そこまで心配することはありませんよ。という感じだった。
更に私は保護命令申立書の証拠写真をガラス越しに見せた。
先生は笑ってこう言った。
『逆にこちらの証拠になるじゃないですか。大した怪我などさせていないという証拠に(笑)』
先生…笑い事じゃないですよ…(_ _;)
私にはそんな余裕は持てなかった。
先日の保護命令申立書の記事には載せていなかったが、私が家のドアを足で蹴り、へこませた。という記載&証拠写真もあった。

このドアのへこみは、入居当時からあったものであり、見て頂いてわかるように、足で蹴って出来るようなへこみではない。
ドライバーのような先が尖ったような物で突いて出来たようなへこみだ。
ちなみに私の足は尖っていない(^_^;)
この写真を見た先生はただ苦笑いをし、何も言わなかった。
首をかしげ呆れていた。
先生『SDカードの所有権は放棄しなくても大丈夫です。事件とは何ら関係ありませんから。◯◯さんの大切な物やから、それは手放さんように頑張って下さい』
私『はい、例え所有権放棄しなかったらお前は死刑やと言われても、所有権放棄するつもりはありません。』
『それと別の知人に預けている、娘の動画が入っているブルーレイディスクがあるんですけど、それも警察に持って来られますかね?これも大切な宝物なんてすけど。』
先生『その預けてる人は、被害者も知っている人ですか?』
私『いいえ、知らないです。』
先生『それやったら大丈夫やと思います。例え警察に渡されたとしても◯◯さんの所有物やから所有権放棄さえしなければ大丈夫です。そこはね、全く所有権放棄する必要が無いんで頑張って下さいね。もし脅されたりしたら、弁護士さんに所有権放棄する必要は無いと言われましたって言うて下さい。』
この様な会話を交わした。
私の話を全面的に信用し、励まし、アドバイスしてくれる唯一の味方が福田先生だ。
私は福田先生の言葉を受け、SDカード等の宝物は絶対に所有権放棄しないぞ!と勇気をもらえた。
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