早慶戦とスポーツビジネス | アンビションアクト インターンスタッフブログ

アンビションアクト インターンスタッフブログ

渋谷・道玄坂が本社のスポーツマネジメント会社『アンビションアクト』を通して
プロスポーツチームやスポーツメーカーなどでインターン活動を実施しています。
スポーツ業界を目指すインターンスタッフの活動状況を発信していきますので、是非ご覧ください!

インターン生の山口です。

今日はご存知の通り、六大学野球の早慶戦が行われました。


神宮球場で働いている山口は佑ちゃんフィーバーを肌で感じ取っている一人なのであります。

プレイボールが13時なのにも関わらず、9時開門(実際には9時前に開門しましたが)。

入場を待つ学生の列、列、列!

本当に早慶戦ってすごいですね。


少し早慶戦をスポーツビジネスという観点で考えてみましょう。

今日はその中でも「チケットの価格」について話をします。


早慶戦のチケットはプロ野球ファンの方には驚きの価格、学生席は500円。一般席で1000円です(確か)。

とても安いですね。

マーケティングの観点から話をすると、買いたい人が多いはずだからもっと高額なチケットにすべきでは??とお思いになった方もいるかもしれません。

理論上では正解でしょう。

しかし、不正解だと思います。


何故なら早慶戦に訪れる学生の多くは、サークルの新勧期イベントの一環として早慶戦を選択しているケースが多いのです。

実際に秋の早慶戦はあまりチケットが売れないという話を聞いたことがあります。


難しい言い方をすると「早慶戦のチケットを購入する学生は極めて価格弾力性が極めて高い」のではないでしょうか。

価格弾力性とは価格を安くすると極端に買い手が増えますが、逆に価格を増やしたときに極端に買い手が減ってしまうことです。

価格に需要が大きく左右されるということですかね。


そんなわけで早慶戦のチケット価格は低すぎるように思えて、実は適正価格なのであると思います。

まぁ難しいことを言うよりも早慶戦を自分の目で見てみるといいのではないでしょうか。


明日も売り子がんばります!!