被害者に対する加害者の罪 | 終活オヤジの独り言

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今日も、誰にも何の役にも立たない、どうでもいい様な事をつぶやきます。
もし、お気に障った事がありましたら年寄りの言う事なのでお許し頂きたいと思います。

人は常に多くの人達と関わって生きています

 

その日常で、いつどこでどのような事件・事故に巻き込まれ

るかは、誰にも予想できるものではありません

 

例えそれが、不可抗力による場合だったとしても事故によっ

て、加害者と被害者になるのです

 

もし、万が一自らが加害者になってしまった場合、何よりも

優先させなければならないのは被害者の事です

 

よく交通事故でひき逃げの報道がありますが、このようなこ

とは加害者としては絶対にしてはいけない、最も卑怯な行動

なのです

 

加害者としては、被害者の事を何よりも優先して考え対処し

なければいけないのですから

 

被害者側に何の落ち度もない場合などは、加害者の罪は一層

重くなり取返しのつかないものになるのです

 

 

肉体的な傷は表面上治りますが、精神的に受けた傷はそう簡単に元の状態には戻りません

 

被害者が事あるごとに、トラウマやフラッシュバックとして

一生涯抱えてしまう傷になる事も有るのです

 

そして、被害者が肉体的に不自由になった場合は尚更です

 

一番悲劇なのは被害者が亡くなってしまった場合です

 

被害者家族は、もう二度と亡くなった人と日常生活を過ごす

事は叶わないのですから

 

いずれにしても、被害者やその家族に理解して許して貰える

まで、加害者としての償いは終わらないのです

 

それだけ、加害者の罪は重いという事なのです

 

つまり他人に対して肉体的精神的に犯した罪は、刑期を終え

ればそれで償われる、という事にはならないのです

 

加害者は被害者に対しての償いは、一生涯続くのです

 

ただ、ここで間違って貰いたくないのは加害者の償いについ

て、何のかかわりもない第三者が野次馬の如く批判をするの

は大きな間違いだ、という事なのです

 

第三者の軽はずみな言動が加害者だけではなく被害者にとっ

ても、必要以上に心の傷を大きく深く傷つける事になる場合

もあるのです

 

だから、そういう無責任で心無い人達の言動は、加害者のみ

ならず被害者に対しても鞭打つ事になったりするのです

 

その内容が無責任で一方通行の誹謗中傷であった場合は、間

違いなくそれは犯罪であり、其の人達は新たな加害者になる

のです