2024年度の予算成立 | 終活オヤジの独り言

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今日も、誰にも何の役にも立たない、どうでもいい様な事をつぶやきます。
もし、お気に障った事がありましたら年寄りの言う事なのでお許し頂きたいと思います。

一般会計の歳出総額が112兆円を超える2024年度予算が、

3月28日参院本会議で可決、成立されました

 

防衛力の強化や少子化対策などを盛り込んだ2024年度予算

は、自民、公明両党などの賛成多数で可決・成立されたのです

 

一般会計の歳出総額は112兆5717億円で、23年度当初

予算の114兆3812億円から1.8兆円ほど減るものの過去

2番目の規模で、2年連続で110兆円台となりました

 

 

 

 

 

高齢化の進展と医療・介護・年金にかかる社会保障費は37兆

7193億円で過去最大となりました

 

病院や介護事業所が医療や介護の対価として受け取る報酬のう

ち、現場の人件費に回る部分を増額し、賃上げにつなげるとし

ました

 

診療報酬はプラス0.88%、介護報酬はプラス1.59%の改

定率としました

 

昨年岸田総理が「異次元の少子化対策」に乗り出すと自信満々

に表明していましたが、果たして今回の予算で異次元という意

味を理解した内容になっているのでしょうか

 

国債の償還や利払いにあてる国債費も27兆90億円で最大と

なります

 

社会保障費と国債費を足すと歳出の57%にのぼります

 

予算全体を押し上げた要因のひとつは防衛費の増額で、岸田総

理が「日本の防衛力の抜本的強化」を掲げる中、過去最大とな

る7兆9172億円を計上しているのです

 

また、これまでに発行した国債の償還や利払いにあてる国債費

は1兆7587億円増えて、27兆90億円と過去最大となり

ました

 

つまり、歳出全体のほぼ4分の1が国の借金の返済にあてられ

ることになります

 

今回の予算についても相変わらず、歳入不足を補うための新規

国債発行額は34兆9490億円を計画しています

 

財務省は2023年5月、国債と借入金、政府短期証券を合計

したいわゆる「国の借金」が3月末時点で1270兆4990

億円で7年連続で更新していると発表しました

 

過去最多を更新した結果、国民1人あたりで単純計算すると、

1人あたりで単純計算すると、1千万円を超えていることにな

なっているのです

 

この先、政府は毎年膨らんでいく国の借金をどのように返済処

理して行く計画なのでしょう

 

毎年、借金を繰り返しながら生活をしているのが一般家庭だと

したら、間違いなく家庭は崩壊することでしょう

 

借金は収入ではありません

 

収入に応じた支出の生活をするのは常識ですからね

 

 

また年度予算が成立する都度にいつも、参議院の役割について

思う事があるのです

 

それは、衆議院から送られてきた案件について、本来良識の府

と言われる参議院が衆議院と全く同じ構造になっているので、

まるで何の役目も果たせない気がするのです

 

つまり、今の参議院はミニ衆議院化しているのです

 

今回の2024年の予算案についても、参議院に於いて検討さ

れチェックされ修正や変更されたところがあるのでしょうか

 

もし、衆議院で可決された内容がそのままで参議院に於いても

可決されて行くのであれば、果たして参議院は何のために存在

しているのでしょう