「ときわぎ」と「常盤木羊羹店」 | ambiguouswordsのブログ

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熱海を歩いていると、歴史ある趣きの和菓子屋さんが目に入る。
装飾的な建築が特徴的な「ときわぎ」。

ふと道の向かい側を見ると、そこにも重厚な、少しタイプの似た建築物がある。
こちらはカフェもやっているのか、にぎやかな印象。

看板には「常盤木」と書いてある。
手広く事業を行っているのだろうか。

だけど、どうやら「ときわぎ」と「常盤木羊羹店」は一体ではないらしい。


ホームページを見ると、どちらも初代として前澤鶴吉の名前を挙げているが、
互いに向かいの店は関係のない別会社だと述べている。

初代の前澤鶴吉は某家の重夫という人を養子に迎えたようだ。
その後、ややこしいことが起こったのだろうか。

まあ、
京都の宮大工による重厚な店舗を構えているのは「ときわぎ」、
似た系統だけどちょっとモダンな建物が「常盤木」。

初代前澤鶴吉の墓所を守っている本流の「ときわぎ」、
親戚関係にはあるけど対立している傍流の「常盤木」
というような位置づけだろうか。

「ときわぎ」のサイトでは下記のような名前が出ている。
http://www.tokiwagi.co.jp/company.html
初代 前澤鶴吉
二代 前澤愛子(鶴吉の長女)、婿養子は重夫
三代 前澤章治

「常盤木羊羹總本店」のサイトには下記のような名前が示されている。
http://tokiwagi-yohkanten.com/free/group
初代    前澤鶴吉
二代目鶴吉 前澤新作
三代目鶴吉 前澤龍次
四代目鶴吉 前澤龍也


疑問を感じるのは、常盤木羊羹總本店の「前澤新作」さんについて。
何者なのだろう。
鶴吉には男児がいなかったはずだ。

鶴吉の婿養子の重夫の兄弟でも前澤家に入り込んだのだろうか???
どういうことなのか、常盤木羊羹の人には前澤鶴吉と前澤新作の関係を説明してもらいたいと思う。