「やって!TRY」は差別的である | ambiguouswordsのブログ

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今、新春特大号の番組を見ているんだけど、毎週日曜日午後1時からのTBSの番組「噂の!東京マガジン」のコーナー「やって!TRY」は見ていて気持ちのいいものではない。
1970年代以降生まれの出演者がいないことをいいことに、40代以上のおじさんたちが若い者を見下し、上から目線で見ている印象を受ける。
おじさんたちは、「女性は料理ができたほうがいい」という価値観をいまだに保持しているのではないだろうか。

<出演者>
森本毅郎(1939年生)、小島奈津子(1968年生)、井崎脩五郎(1947年生)、
清水國明(1950年生)、山口良一(1955年生)、笑福亭笑瓶(1956年生)、
北野誠(1959年生)、志垣太郎(1951年生)、風見しんご(1962年生)、
乱一世(1950年生)、深沢邦之(1966年生)
以上、30年代生まれ1名。40年代生まれ1名。50年代生まれ6名。60年代生まれ3名。アナウンサー以外は全員男性。


いまどき、料理できない女性なんてめずらしくない。
私は自炊していた期間が長いから、あまり料理に興味はないけど食べられるものはなんとか作ることができる。
何人もの女性に何度も料理を作ったことはあるけど、作ってもらったことはあまりない。
女性に料理を期待していない。

第一、料理は自分の体が欲するものを食べたほうが体にいい。
もしかしたら、女性たちは自分が食べたいものを主に料理していたから、男性よりも長生きすることが多いのかもしれない。
自分で料理をする機会が多い男性と、ほとんど自分で料理しない男性と、どちらが長生きの場合が多いか調査してみるとおもしろいかも。


番組出演者の男性たちは女性の料理する姿を傍観しているけど、自分ではどのくらい料理ができるのか。
チャーハンや餃子すらつくれない人も多いのではないか。
現代的な、ハーブを駆使した焼き物やカルパッチョをつくる人はほとんどいないのでは。

もし、ある番組で外来語についての意味を中高年男性にインタビューする番組があったする。
中高年の男性たちはイノベーション(刷新、革新)やソフトランディング(軟着陸)、デポジット(預かり金)などといった一般的な外来語の意味も答えられない人が多いかもしれない。
意味不明な受け答えをするとナレーターからは見下したようなコメントをされ、ディレクターからは「いったいどんな生活をしているんですか。お子さんたちの顔を見てみたい」と言われたりする。それでも懐深くディレクターを家に連れて行ったりするのでしょうか。

人それぞれいろんな価値観あるのでしょうが、おじさんたちのやっていることは、構造的には上記のようなことではないろうか。
そんな番組をつくられても、若い人たちは懐深く、おじさんたちに「つきあってあげている」のかもしれない。

おじさんたちはつい無意識に若い人たちを見下して精神的安定を得たくなるのかもしれないけど、今後おじさんたちが若者たちとコミュニケーションをとろうとしたら、見下すことは控えたほうがよいと思います。

見下すというのは相手の価値を理解しないこと。無価値なものと扱うこと。そういうことは「差別的」とも言われる。
まあ、「差別的」という語は差別することを無価値なものとして糾弾するようなニュアンスがあるからあまり使いたくないんだけど、ちょっと見出しのインパクトのために使ってみました~。