私たちの周囲には常に音が存在し脳が認識していま
す。情報として存在する音、注意しないと気づかない音、すべて脳で認識し処理しています。先日ある記事に”料理の味も音によって変わる”という見出しを見
つけました。47人にテストした所、甘さや塩味が音によって変わったと言う結果でした。記事の中には飛行機の機内食を例に挙げています。飛行機の中では大
音量のホワイトノイズに包まれています。飛行機の中のような大音量の騒音の中では常に脳が騒音処理を行っています。そのため通常より脳活動が聴覚に偏り味
覚の処理が薄らいでしまいます。そのため機内食の味付けは濃くされているようです。最近流行している”暗闇レストラン”は視覚を無くして味覚に集中すると
言うサービスを提供しているようです。料理人の言葉で”目で食す”っと言う言葉を聞いた事があると思いますが、その効果は絶大で普段食べている物の味が解
らなくなってしまうほど目に頼っている事が解るようです。音の場合は目とは違います。音を聞こえなくする事は非常に難しく聴覚をコントロールする事は出来
ません。しかし脳が心地よい状況を作る事は出来ます。ambient
audioが追求する良い音環境とは食事をより美味しく食べられる可能性もあるのです。アンビエントサウンドのこれからの研究にも注目したい物です。