「IMONボウル」で,左投げでの200UPまで決めて,同じく蒲田駅至近にあるもう一軒に「はしご」することに.
蒲田駅の東口から,歩いて2~3分程度の所にある「アスレチッタ蒲田ACボウル」.
一般的には「ACボウル蒲田」と表記されていることも多いけれど,最終的に「スコアシート」の表記から「アスレチッタ蒲田ACボウル」と書くべきなんじゃなかろうか,と感じた.
2階にビリヤードやダーツ,3階にカラオケなどがあり,5階には卓球とバッティングセンター.
その4階にボウリング場がある,という構造らしい.
エレベータはあるものの,1階に入ってエレベータまで数段の階段を降りなければならないという,変な造りになっている.
4階でエレベータを降りると,正面にフロントがあるものの,そのフロントのあるフロアからレーンまでには,また8段ほどの階段を降りる必要がある.
それでも,プロショップも併設されているガチなセンターのようだ.
きちんとレーンコンディションも掲出されていた.
上手く合わせられればハイスコになりそうな気もするけれど,外から行くと暴れるような予感も.
平日は10時開店だが,土休日は9時半開店とやや早い.
到着したのは9時50分近かったが,待ち時間なく,すぐに案内された.
平日17時までは450円/Gだが,それ以降と土休日は650円/G.それでもそんなに高い訳ではない.
そして3ゲームパックが平日17時までは1,200円,以降と土休日が1,500円で,いずれも追加が350円/Gというのは,特に土休日には破格と言えよう.
どのくらい投げる予定かと訊かれたので「6~7ゲームくらい……かな?」と答えると,まず3ゲームパックを前金払いして,追加分は事後精算ということに.
支払いは,各種カードや電子マネーにも対応しており,自販機も市中価格とお財布にやさしいセンターのようだ.
ということで,7番レーンが指定された.
全16レーンと,やや小振りなセンター.
1~3番は「ご予約レーン」と表示があり,4番に一般客,6番に父親(ツーハンド/マイボウラー)と20歳前後と思われる息子(ハウスボール+マイシューズ),9~16番は競技会を行う模様,という状態でスタート.
その後,すぐに5番にも一般客が入ったが,8番は最後まで「調整中」表示のままだった.
3個入ボールバッグを牽いて行ったので,どうやら筆者は「壁」として扱われたらしい.アメリカン方式を希望すれば,8番も使わせてくれたかも知れないが,あのチラ見したレンコンでは,ちょっとやめとこう,と思った.
6番の親子は,当然ながらレーン牽制は理解しているようで,序盤は良かったのだが,途中で帰ってからは「修羅場」になる.それでも,片側だけ気にすればいいから,まだ多少はマシだろうか,と最初は思っていた.
ベンチはよくあるタイプだが,テーブルが広くて使いやすそう.
ベンチモニタは,ブラウン管の古いタイプ.
リターンラックはオーソドックスな(ちょっと古めかしい)ストレート型.
レーンは,これまた少々年季の入ったBrunswickのシンセティックレーン.
「IMONボウル」では,左投げで終わったので,そのまま左投げでスタート.
1フレはやや曲がりが大きくなり,ノーヘッドで1-2-5が残る.そこに対しても狙いよりも喰い込んでしまい,2番を残してしまった.
少し内側から,と意識した2フレは当たりが弱過ぎたか3-10スプリット.これはカバーに成功(左投げだし).
すると,3フレからターキーと,調子を上げてきたかに思われた.
ところが,6フレでもまた当たり負けしてバケット崩れ.これに対しても厚く入り過ぎてミスしてしまった.
10フレでも4-7残りをまさかのチョップでジ・エンド.
これは,かなり中から攻めないとダメな気がしてきた.
どうやら,立ち位置(左足爪先基準)を24枚くらいまで入って,14枚目から2番スパット付近を通して戻して来る感じでないとダメそうで,しかも幅がない.
2ゲーム目は,ことごとく1~2本が残り,7番タップ連発もあったが,2フレの2-8インザダークをミスった以外は,根性でカバー.
いやそのインザダーク,取ってたら左投げ初の「オールスペア」だったよ……orz.
(全然嬉しくないけど)
しかし,調子が「いつもどおり」レベルだったのは,ここまで.
慣れないライン取りで投げ続けている「ツケ」が回ってきたか,3ゲーム目は3フレで大きく外ミスし,2投目は逆に内ミスして右ガターへ,と乱れる.さらに続く4フレでも,大きく外へ出そうとして抜けてしまい,久々のガターを記録.
それだけでなく,割れるわ,曲がりは安定しないわで,3ゲーム目,4ゲーム目ともに散々な結果になってしまった.
ちょうど,隣の6番の親子が帰り,その後に4~5歳くらいの男の子と父親が入るのだが,これがその後「悲劇」につながることになる.
「IMONボウル」では,右4ゲーム,左2ゲームで,若干左が少ないなあ,と思っていたので,第5ゲームも左で続行したものの,どうしても厚目にしか入らなくなってしまった.「AccuRise X」では,少し強過ぎたかも知れない.
ここで左投げを諦め,第5ゲームの5フレで打ち切り,6フレから右投げの「練習」モードに充てることに.
前半は悪くなかった……というか,実質は第1ゲームだけかも.第2ゲームは「根性」で何とかした,という状況.それ以降は「もはや『根性』だけではどうにもならない」ということだったかと.
第6ゲームから右投げにスイッチ.
感じは悪くなかったが,やはり少し曲がり過ぎるか.
今回は,自宅にあったボールカートが3個入しかなかったこともあり,右投げ用として「Physix PowerElite Blue」の他に「SAVAGE Solid」も用意している.
「IMONボウル」から引き続いて「SAVAGE Solid」を使ってみたが,ここは「Physix PowerElite Blue」で走らせたほうがいいかも知れない,という気はした.
でも,前述のとおり,右投げの曲がりに「物足りなさ」を感じているところ.であれば,このまま「SAVAGE Solid」で合わせていくのもありかも,と続行する.
持論ではあるけれど,「レーンに合わせてボールを選ぶ」ことも「技術の一つ」だと思うものの,筆者などのレベルではまだまだかと考えている.
むしろ,「今使っているボールを,そのレーンに合わせるためには,どう投げればいいか」を試行錯誤することで,投球の「幅」を拡げていかなければならない段階なのではないか,と.
スペアボールも使わないから,カバーの強いボールで7番(10番)タップをカバーする羽目になることも往々にしてあるものの,それは最近,意外とどうにかなっている.ライン取りのみならず,縦回転と横回転の使い分けもできるようになってきたと感じるところだ.
しかし,2ゲーム目の第7ゲームに入っても,ストライクが出ないだけでなく,割れまくってしまって話にならない.左投げの第3ゲームよりも酷い状況に.
3ゲーム目の第8ゲームに入り,ようやくダブルを記録.
しかし,スコアは酷いものだ.
ただし,このゲームの6フレ.
2フレの3-6-7スプリットを,これ以上ない,という絶妙のコントロールでカバーして調子に乗ったか.そこからダブル,次を外ミスするもカバーして……のタイミングで,7-10.
しかし,何か「手応え」を感じていたのか,一か八かの「賭け」に出てみた.左ガターに落とす直前に7番に当てて飛ばしてみることに.見事に狙ったところにボールが走り,7番ピンは弾みながら右に転がった.あと少し,というところ(9番ピンあたり)までは到達したのだが,僅かに10番までは届かず.
でも,いつかはカバーできそうな気がしてきた.
その後はイージーミスも出てしまい,全く振るわなかったが,右投げの「感覚」が以前に戻りつつあるように感じた.
予定を越えてしまっているが,4ゲーム目の第9ゲームに突入.
しかし,恐らくこれが「タイムリミット」(昼食時に品川プリンスホテルまで戻る必要あり)だろう.
ダブルでスタート.3フレ,4フレと10番タップとなるが,全く危なげなくカバー.5フレは6番が残るも,10番が取れるなら「取れて当然」と言わんばかり.
6フレにもストライクが来て,プラス進行が続く.7フレでは6-10をカバー.8フレでは4番をカバーと,内も外も「どんとこい」な状態.
しかし,9フレで「悲劇」が.
隣の6番レーンの親子連れの父親がどこかに行ってしまい,小さな男の子が一人で投げている状態になっていた.投球の様子を見つつ,タイミングを計って投げていたのだが,1投目で再び残った4番に対して,2投目の助走に入った瞬間,突然男の子がアプローチに飛び出してきた.止まることができず,身体を反時計回りに開いて避けるが,既にトップに入っていたボールが落ちてくるのを止めることはできず.
激突は避けられたが,ボールはそのまま右ガターへ……orz.
10フレも三たび4番が残ってカバー成功しただけに,何とも後味の悪い幕切れになった.
流石にピンの立て直しをしてもらう訳にもいかず,9フレを1投目から「投げ直し」ということも選択肢としてはあり得るかと思ったが,このセンターの操作盤からは「修正」ができないようだし,諦めた.
10フレでダブル出せば200UPできる余地は残っていたのだし,仕方ない.
……と思うことにしよう.
まあ,ここまでできたから,「ボウリング場めぐり」的にはいいかな.
「息切れ」した左投げとは逆に,徐々に調子を上げてきた右投げだが,もう少しストライクが出れば,という感じだろうか.
ということで,追加6ゲーム分(2,100円)を支払い精算.9ゲームで3,600円だから悪くない.
更に,次回利用できる「1ゲーム無料券」も貰ったが,流石に有効期限までに来る機会はないかも知れない.