先月,初訪問してみたものの,「煙害」のため腰を痛めてしまった,池袋の「Hyper Lane(ハイパーレーン)」に再挑戦.

 

 今回も,平日朝の「1ゲーム100円」で,ゲーム数を気にせず投げてみる.この金額だと,12ゲームまでなら,ラウンドワンの朝割よりも安いし,実際,先日,平日の「朝割」時間帯に行くと,高齢ボウラーで混み合っており,10ゲームくらいで「打ち止め」になっていたから,ハイパーレーンのほうがリーズナブルかも.

 

 

 ということで,再びやって来ました.

 今回は,勝手がわかっているので,エレベータで直接3階の受付へ.

 前回作っておいた「会員証」を提示する.

 

 「マイシューズ」に○を付けたためか,今回も4階を指定された,前回は13番だったが,今回は9番レーン.

 ちなみに,1番から18番レーンが4階,19番から30番レーンが3階という配置の全30レーン.素材はシンセティック.

 ぱっと見た感じでは,マイボウラーやシューズ持ちが4階にアサインされているように思え,3階は学生らしい客ばかり.なので,全体的に4階のほうが落ち着いて見える.

 

 アプローチは普通からやや軽めに感じたので,ABS4番のセームレザーを使用.2番のフエルトでもいけそうに思えたが,どうも腰のことが心配なので,あまり片足で滑らせるのは危険かと.

 奇数レーンなので,本来は左投げのほうが楽なのだが,シューズが右投げ状態になっていたので,右投げでスタート.

 サッカーボールのようなデザインのハウスボールは,吉祥寺の第一ホテルの地下にある「東京ボウリングセンター」みたいだな.

 適当な12ポンドを持って来て,転がしてみる.

 

 ところが,どうも12ポンドでは軽過ぎるようで,13ポンドにチェンジ.

 それでも安定せず,右投げでは,1ゲーム目冒頭にダブルが出たものの,結局3ゲーム目まで130にも届かない有様.

 4ゲーム目の途中で右投げを諦め,左投げの「馴らし」を開始.

 

 6ゲーム目はスペアが続いたりして,これは「6ゲーム目のジンクス」は今日も,なのか!? と期待したが,135に終わってしまった.

 

 「……これは14ゲーム目まで投げないとあかんパターンかっ……!?」

 

 と,かなりの不安に襲われるも,7ゲーム目は序盤のダブルが効いて,どうにか150UPを達成.

 調子が出てきたので,左投げでもう1ゲーム続行.

 今日(の左)は,このくらいで勘弁しておいてやるか(笑).

 

 取り敢えず,「150UP」と「左右ともダブル」は達成したので,前回の「途中棄権」の無念を晴らし,雪辱は果たせたが,どうも右投げが不甲斐ない.

 9ゲーム目から3ゲーム,右で投げてみたが,9ゲーム目に2度のダブルを出したものの,149にしかならず.

 いや,10フレがあかんやろ.

 

 ということで,これで「Hyper Lane」もクリア.

 スコアシートは,1枚目が5ゲーム,以降は6ゲーム収まるスタイル.

 ただし,10フレの残ピン表示が1つしか出ない.

 裏面に,近隣の提携店舗のサービスクーポンが付いているのが,大きな特徴.

 

 11ゲームで1,100円.クレジットカードや電子マネーは使えないようで,現金精算.

 

 とにかく安く,週末も13時までの開始ゲームは150円/Gなので,たっぷり投げられる.

 ただし,全体的にオイルは少なめのようで,リアクティブを持って行くと,曲がり過ぎるような気がした.

 

 右投げで,何と3回もダブルを出していながら,一度も150UPしなかった(逆に2度150UPした左投げはダブル1回だけだった)のが残された課題だが,比較的近くてアクセスも容易だし,料金も格安なので,また機会があろう.

 が,この御時勢,できればボウラーズベンチ内は禁煙にしていただきたい.

 

 なお,終了時まで,ほぼ6割程度のレーン稼働率(4階)だったが,最後の片付けモードに入った時点で,何と,投げているボウラーの半数近くがレフティだった.

 偶然にしても多過ぎる.世の中の1割が左利きと言われているのに,ボウリング場の,それもマイボウラーが多いゾーンでは,レフティは数%しかいないことがほとんど.中盤では自分も左で投げていたので,傍目にはちょっと異様な光景だったのかも知れない.

 そもそも,ボウリング用具のうち,利き手(腕)によって違う用品の在庫は,右利き用ばかり.例えば,利き手で造りが変わってしまう「ハサミ」が商売道具の理美容師では,左利きが不利なため,一般の比率より更に「マイノリティ」になるように,ボウリングもそうなのか.ゴルフも,左利きでも右打ちする人がほとんどだと聞いたことがある.

 リスタイなどを使わない筆者の場合,ボールのドリルとシューズのキックパーツさえどうにかなれば,左利き専用の道具は要らないが,リスタイをしているレフティの人に「それ,どこで買ったんですか?」と聞きたくなってしまいそうだ(売っているの見たことない).

 

 さすが,レフティの「朝比奈トキオ」(レフティなのにダブル・ハンダー)が主人公だった「トキワボウルの女神さま」の舞台のモデルとなったセンター.