今年2月頭,「ROUND1めぐり」として,最初に行ったラウンドワンスタジアム ダイバーシティ東京プラザ店(ID:110)」.

 ラウンドワンとしては,2番目に少ないボウリングレーン数(20レーン,最少は「ららぽーと和泉店(ID:114)」の18レーン)で,その立地条件と「スポッチャ併設」というアドバンテージで,一般のレジャーボウラーにはいいのかも知れないが,正直,また来ることになるとは思っていなかった.

 尤も,前回の「めぐり」としての訪問時には,まだハウスシューズで左右「混ぜ投げ」だった上に,150UPという明確な「努力目標」もないままだったとはいえ,実は150UPできたのは14ゲーム目(24ゲーム中)が最初だった,という記録がある.考えてみれば,これが「6ゲーム目のジンクス」と並ぶ「14ゲーム目のジンクス」の発端かも知れない.6ゲーム目までに150UPできないと,その次のチャンスは14ゲーム目になってしまう,という「都市伝説」.大宮店(ID:16)では,それすらも叶わず,まさかの19ゲーム目までかかった「悪夢」も.

 

 さて,今回は,別にこの店舗でなければならない理由は,特にない.

 ただ,諸般の事情(詳しくは割愛,御想像にお任せ……)で,新規導入した「T-REX」だけを持参して(なので原則右投げ縛り),ホームや準ホーム級ではないラウンドワンで投げる必要があった.

 なので,横浜戸塚店(ID:8)や吉祥寺店(ID:118)は勿論,横浜駅西口店(ID:36),川崎大師店(ID:43),ららぽーと湘南平塚店(ID:117)あたりも避けたい.

 逆に,まだ行った(投げた)ことがないラウンドワン店舗では,「めぐり」としての訪問にし辛いため(何せマイボール持参だし),かと言って,今回は公共交通機関利用が前提なので,そんなに遠くまで15ポンド球を持って行くのも大変.

 都内か神奈川県内で,となると,駅から遠くて送迎バスもない横浜綱島店(ID:34)も辛いし,池袋店(ID:112)では流石に落ち着いて投げられなさそうだ.

 そうなると,残るは先日行ったばかりの板橋店(ID:57)か,このダイバーシティ東京プラザ店しかない.板橋店には送迎バスがあるから,直通可能な赤羽駅に出れば済む.ダイバーシティ東京プラザ店は大崎乗換の1回で最寄りの東京テレポート駅に出られる.

 乗換がないと言えば……大宮店は……いや,やはりやめておこう(爆).

 

 と,諸々考えて,ダイバーシティ東京プラザ店を選択した.

 

 午後半代休が取れたので,湘南新宿ラインから大崎乗換でりんかい線へ.

 一度来ているので,ルートはわかっているのだが,やはり15ポンド球の入ったバッグを背負って歩くのは大変だった.

 東京テレポート駅からダイバーシティ東京プラザに行くためには,途中で道路を渡るために歩道橋を通らねばならない.エレベータもあるが,面倒なのでそのまま階段で登るが,せめてダイバーシティ東京プラザ側が建物に直結してくれていれば,もう少しスムーズなのに.そちら側も一度地上に下りて,再びダイバーシティ東京プラザの外階段で上がるか,ぐるっと回ってエスカレータに行くか,というかなり面倒くさいアプローチ.

 手ぶらで来た前回にはあまり気にしなかったが,ボールやシューズなど一式を持ってくると,これは堪える,と気付く.

 

 ダイバーシティ東京プラザ内では,2階を少し奥へ進むと,ラウンドワンにつながるエレベータがある.

 このエレベータの前に「ピン」が立っている.

 

 で,ラウンドワンのフロントは,基本的に7階.

 ただしカラオケとアミューズメントは6階に展開.スポッチャの一部は屋上にも拡がるが,エレベータは7階止まり.6階と7階の間はエスカレータでも移動できる.

 

 で,今回の目的はボウリングのみなので,そのままボウリングフロントへ直行.

 20レーンしかない店舗だが,木曜日の昼時とあって,数レーンしか稼働していない.これなら,恐らく制限はかからないのではなかろうか.

 受付で,「RBC投げ放題」としての手続きをすると,RBCレーンは19番と20番だけだが「どちらも空いているので,隣に一般の人が入らない20番でいいですか」と言われる.

 

 実は,前回もハウスシューズ+ハウスボールだったにもかかわらず,宿直もどき明けだったため「スーツ+ネクタイ」で,かつ,学校の休みなのか中高生が多数いたこともあってか,「RBC会員が来たら移動の可能性がある」前提で19番にアサインされた.結局,RBC会員は一人も現れず,待ち時間発生で24ゲームで「終了」になった.

 20番の場合,隣の19番との間にリターンラックもあり,かなり「隔離」感があるので良いのだが,ここの「端」レーンは,他店と違い,右隣には「スポッチャ」のセグウェイやバランススクータが走るトラックがあり(間仕切りがあるが,ガラス張りの部分があってよく見える),そちらがちょっと気になってしまう.

 

 それよりも,ベンチやモニターが一新されていたのに驚く.

 モニターに,投球フォームの映像を表示させてチェックすることができるようで,頭上モニターの下にカメラが見える.ベンチモニターには,背後からの撮影用のカメラも仕込まれている.

 ここまでするなら,球速表示も出してほしかったが.

 これまでのカラフルな表示から,シンプルな色遣いに変わったので,ラウンドワンのモニターには見えない.

 これ,一部店舗で試行導入されている,と聞いてはいたが,ここもだったのか.

 

 会員証のIDで強制ログインされてしまう(が,モニター表示のボウラー名は,会員証に登録している名前「〒はっこうだ♪」ではなく,申込書に書いた通り「八甲田」になっていた)ため,これまで累計していたタブレット端末のアプリのIDと通算できない.が,QRコードで「再ログイン」する方法があるようだ.操作をしくじって,できなかったが.

 また,「スコアチョイスコンペ」への参加ができないだけでなく,「パーフェクト300チャレンジ」や「スコアビンゴチャレンジ(月替りイベント)」などの参加方法がわかりにくい.実際,ゲームを終える時に,操作方法に気付いた.

 

 追い追い,このような形式に「転換」されていくのだろうか.

 ちょっと操作に慣れるまでは大変そうだが,同ボックスでも隣とは仕切られているので,悪くはないか.吉祥寺店のベンチも,レーンごとに仕切られているので落ち着いた感じがしていたが,それと同様な感じか.

 リターンラックとベンチモニターの間も広いので,デュアルレーンでも困らなそうだ.

 

 で,肝腎の「T-REX」での習熟練習.

 なかなか調子が出ず,120台から130台ばかり.

 オイルはやや多めに感じられるので,外側からでもポケットに持って行けなくはないのだが,曲がりを変に加減しようとするためか,外ミスが多くなってしまう.

 

 この際だから,インサイドからを徹底的に練習してみることに.

 まずは,20枚目(要するにど真ん中)から少し外側に出しながら投げてみる.中央部で走り過ぎてしまうのか,入りが浅く1番に食い込まない.

 25枚目へ板目5枚分平行移動してみると,何かいい感じになった.

 後は,これをベースに微調整したり,軌道の安定化に努めてみる.

 10ゲームくらいは,全くダメダメだったのだが,その後,流石に慣れてきたか.ただし,慣れと同時に疲労も蓄積されてきた.

 

 別に「めぐり」ではないので150UPとかはどうでもいいのだが,目安にはなる.

 だいぶ軌道が安定してきた13ゲーム目で150UP.

 14ゲーム目も同じ157で終わった.このあたりがピークだったかと.

 

 ハウスボールから初めてマイボールを持つと,暫くはスコア(アベレージ)が下がる,と言われる.

 マイボールを変えた場合に,ここまで落ちるとは思わなかったが,全く勝手が,というか次元が違うボールのため,同じようなことが起きているのかも知れない.

 慣れてくれば,ボールを変えた「効果」が現れて来るとは思うのだが,その前にボールがオイルを吸ってしまい,性能が落ちて来るのではないか,という懸念はある.