『恋心は玉の如き』(原題「錦心似玉」)は
夫婦愛がドラマの軸である
夫婦ものと言えば『将軍の花嫁』が思い出されるが
ヨメのキャラクターがちょっと違う
シーイーニャン(十一娘)
もう優等生!
聡明でかわいくて心の広い人
家のことも子育ても仕事もデキる
演じるタン・ソンユンさんとても個性的
若さがあふれている
ラブコメではないから
喜怒哀楽が抑えられているが
抑えられているからこそ
時折侍女たちに向けられる笑顔が
世界平和をもたらしてくれるのではないかと思うほど
かわいい うれしい
もっと笑って!
ウォレス・チョンさん演じる侯爵・徐令宜
シーイーニャンを正室に迎えたときは
すでに子持ちで
側室たちとの付き合いも長いものがあるはず
そこに若いヨメがくるのだ
それだけでうれしいにちがいない
そりゃかわいいだろうよ
とアラ環は思う
が
名家を一人で背負うのはたいへんなのだ
そこはスルーしよう
とても落ち着いた侯爵のアプローチに対して
シーイーニャンは若い女の子らしい
戸惑いとときめきを感じながら
決して前向きでない対応なのだが
数々の事件 誤解を経て愛を徐々に育む過程は
違和感なくすとんと胸に落ちる
それがこのドラマならではだと思ったよ
だからなんで?と思うほかの展開も
オーライ
すべてが
シーイーニャンにとって丸く収まりすぎるきらいはあるが
それもメイシャー