インフルエンザは流行性感冒。感冒、つまり風邪の感染力の強いやつ。
COVID-19 は武漢肺炎の武漢を隠すため(?)に、「2019年に見つかったコロナウイルスによる病気」という意味。
医学分野ではそのウイルス名を SARS-COV2 としている。2003年のウイルス SARS-COVとの類似性をあからさまに表している。
つまり今パンデミックとなっているのは風邪ではなく「重症呼吸器症候群」なのだ。新型の、いや、新型(未知)であるが故に重症になる。
小児医学の分野では hMPV(ヒューマン・メタ・ニューモ・ウイルス)という分類があるらしい。ヒトに感染する肺炎ウイルスという意味。SARS-COV2はこどもには感染しにくいといわれていることから、hMPVとしては扱われていないようだ。
hMPVの特効薬はなく、感染者が体内で抗体を作って直すしかなく、入院は安全な環境を提供するという意味。
SARS-COV2も同じなのではないか?肺炎にまで至ってしまったら。
現在の明らかな問題点は、COVID-19患者を診続ける医療従事者を守る手立て(ワクチン)がないということ。
報道機関はそのことをこそ衆知させるべきだと思う。