こんにちは
フェルデンクライス・メソッド
プラクティショナーの加藤"AKI"章利です
我々の周りにある状況を
環境と呼びますが
身体という視点を持つと
身体の外が全てとなります
とある方のお話です
高齢の女性で医師からは
腰椎のすり減りがあり
側湾症の兆候が見られると言われたようです
大きな怪我をされたりすることもなく過ごされてきての側湾症の提示は
ショックだったと申されていました
姿勢も少し傾いた感じです
それでも毎日歩くことをされたり
体操教室へも接客的に参加されています
いつも就寝後、深夜にトイレに1回は
起きるとのこと
少し腰の痛みと
朝起き上がるのがキツくなってきたそうです
そこで環境を変えることを提案してみました
それは
寝るときの体勢変換です
ベットをお使いなので
少し手間ですが
夜中にトイレに起きた後戻る時に
頭と足の位置を入れ替えるのです
ベットは片側が壁や窓で
いつも一方からしか
起き上がる事をしません
そこで夜中に頭と足の位置を入れ替える事で
朝起きる時はいつもとは逆方向へと
動作をするようになります
何日か続けてみると
朝起きるのは問題なくなり
腰の痛みも楽になり
姿勢も起き上がって来たようです
これ以外何も対策はしていないので
この環境変化は不具合と関係が
深かったようです
普段の生活の中にも
大きく変化を与えてくれる
環境コントロールのポイントはあります
リビングの席替えや
家具の移動は自分でできる
環境コントロール
慢性的なコリや痛みは
その日常の生活スタイルに
要因が潜んでいます
ほかにも出来ることは
沢山あると思います
一つ言えるポイントとして
常に同じ状態に身を置かない
ということかもしれません
日々少しの変化が身体の鮮度を
保ってくれるようです
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