どうして痛いのか | roomLBN AKIのブログ

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フェルデンクライス等のレッスンルームの加藤"AKI"章利です。
roomLBNの事、フェルデンクライス・メソッドやその他レッスンでのエピソード、レッスン情報。なども発信しています。

こんにちは
フェルデンクライス・メソッド
プラクティショナーの加藤"AKI"章利です

季節は春へとおおきく
シフトし始めたようです

先日の個人レッスンから…

女性(89)で背中の痛みが酷く
診てほしいと連絡がありました

数年前は歩くのにも杖が必要でしたが
約半年間通っていただき、
それからは杖は使わず
不安なく歩けていましたし
趣味の日舞を楽しんでおられました

その方からのSOSでした
背中のとある一箇所に
強い痛みを感じていて辛いとの事

病院で診てもらっても異常はなし
強めの湿布薬を貼るものの
改善はされなかったそうです

レッスンで、
少し触れるだけでも身体が
痛みからビクッと反応していました

年始にインフルエンザにかかり
6キロも痩せ体力そのものも
落ちていたようです

私がレッスンしながら気づいたのは
骨格的には何のトラブルもなく
様々な動きでも痛みはでませんでした
筋肉や腱などにも問題なし
つまり痛みを発する物理的な状態では
無いのです

でもある一箇所だけはとても痛い
湿布薬も効かない

この事からもし筋肉や腱が炎症などの
トラブルがある場合は湿布薬で
多少なりとも改善するはずだが
変化なし…

インフル発症時にとても咳が出て
辛かったとのお話でした
少し変わった体制で咳き込んだ場合
背中やお腹の筋肉は強めに働くときに
背中のある部分をピキっと
痛める事があります
その痛みの衝撃から脳が
この部位は危険だから要注意だと
判断し、痛みによる警告を
発し続けていたと考えました
つまり、筋肉や腱などは
異常が起きていないのです
だから消炎・鎮痛効果のある湿布は
機能しなかったと考えられます

レッスンでは、その痛みにフォーカス
しない条件で様々な動きを行いました

途中からは痛い部分に
触れることがあっても
ご本人も痛みを感じませんでした

約ひと月余りも続いた
その痛みは無事に終了しました


身体への要注意事態が発生した場合
脳の指示?によって
痛みを使って患部の守ろうとする
システムが作動します

すると既に自己治癒していても
脳の指示で、ある動きによっては
痛みの必要性を感じ発してしまいます
それをレッスンで他動的に動かされ
痛みを発しない動作を思い出せた事で
脳が痛みを発する必要性も消えました

そのあとは何をしても痛みは無く
立ち上がって歩く動作をしても
大丈夫でした

このように痛みは
身体からの注意喚起としての
有益な機能ですが、
時として過剰に機能してしまうことも
あるようです

レッスンをすると
必要な反応か
不必要の刺激なのか
身体の内側から再認識して
不必要となれば、
その痛みは手放すことができます

我々の陥りやすい痛みとの共存
本来なら出来るだけ避けたいところです
とはいえ自らを守るためには
必要な機能ともいえます
実に悩ましいですね
僕はどこも痛く無いよ byノリ君