フェルデンクライスメソッド
プラクティショナーの加藤です
先週末に福島の応急仮設住宅へボランティアに行ってきました。
もうご存知の方もいるかもしれませんが
応急仮設住宅は来年3月でほぼ閉鎖されることになっており、大半の方は復興住宅や他の地方へと転出されています。
閉鎖の発表がされてから、徐々に我々のボランティアレッスンを受けにこられる方も減り始め、今回はほんの数名でした。
それでも、中には既に復興住宅へと転出されている方がわざわざ電車とバスを乗り継いで我々に「会いにきたよ」と言ってくれた方もいました。
我々が通ってきた所でも空室が増え、既に解体の為の作業員の方が働いていました
当初、応急仮設住宅での避難生活を余儀なくされた方々へ自分に何かできることがないかと思っていた私にとってはこの活動はとても有意義でした
今は皆さん、不自由な応急仮設住宅での生活から、新たな普通の生活へと進んで行くことは喜ばしい事ですし、願っていた事です本来ならば…
今回も、レッスンに来てくれた顔なじみの方は、
本来なら、いま仙台にいる娘さんご夫妻が、こちへきて浪江で共に暮らす事を予定していましたが、被災され家屋や田畑を維持できず仮設住宅暮らしの日々。そして来年3月にはやむなくこの地を離れ娘さんのいる仙台へ行くことにしたそうです。
仮設住宅での暮らしは決して楽しく快適ないい暮らしとは言えません、とはいえ同じく被災された顔なじみの方も多く、お茶会などを開いてはお喋りなどして気を紛らわしておられました。その生活も3年、4年と経つうちに別のところへ移らる方が増え、また訪れるボランティアの方々も減少、皆さんの中には「もうみんな、福島のことなんか忘れてしまったんだろうね〜」という声をよく聞くようになりました。
応急仮設住宅の終了とともに我々のボランティア活動も終了となってしまいます。(現実的に皆さんに集まってもらう場所や手段が無いのです。)
表面的にはボランティア活動の需要が減る事は喜ばしい事ではあります。でも忘れてはならないのが被災者の皆さんはそれまでの暮らしやその頃に描いていた近い未来とは全く違う”いま”を生きる事を余儀なくせねばならなくなった事とそれを受け入れる事。
家庭状況など家庭ごとに違うので皆が納得のいく方法は無いかもしれません。ですがボランティア活動で出会った方々については「どうしてハァ、こうなってしまったのか、なんも悪いことしてネェとおもうんだげど…こうなってしまっては仕方ねぇし」
と言うような無念だけど仕方なく受け入れるより他ないと言うメッセージしか覚えていません。
私も今後なにかできる事はないものか考え続けて行こうと思います。
とりあえずは活動で知った飯坂温泉、土湯温泉などとても良いところがたくさんあるのでそれを楽しみに通うことにします。また活動で見知った沢山の顔に会えるかもしれませんからね!

