フェルデンクライスメソッド
プラクティショナーの
加藤"AKI"章利です。
先日、福島市にある応急仮設住宅へ
仲間とともにフェルデンクライスのボランティアレッスンをして来ました。
年に3回程ですが仮設住宅の集会所を使用使用して、被災されている方々へFIレッスンを提供して来ました。
既に来年3月で応急仮設住宅は撤去が決まっていて、住まわれている多くの方々が徐々に復興住宅や新たな所へと転居しており、参加者も少なくなってきました。
それでも、我々のレッスンを待っていらっしゃる方々が集まってくれました。
中には既に復興住宅へ転出されている方がレッスンを受けたいからとわざわざ電車やバスを使って来てくれました。
新たな場所が決まってよかった…
と単純には喜べないのが現状で、
元々住んでおられた土地建物は原発事故当時ままで、ほとんど手つかずなのです。
慣れ親しんだ、生まれ育った土地、家屋、街…全てがあの日で止まったままで「いつかは帰れる」と心の中で思ってはいても、現実は復興住宅などへ行くしかないのです。
仮設に住まわれていたほとんどの方が、震災の日から7~8回は支持されるままに避難所を転々とされてやっといまの仮設へ落ち着けるようになったのです。
同じエリア出身の人が同じ仮設にいるとは言っても、元々が広いエリアなので、ここへ来てから仲良くなった人も多いようです。5年が経ち仮設の皆さん同士でのコミュニケーションができるようになったのに、また新たな場所へ移動する事による不安感も大きいようです。
応急仮設住宅の閉鎖が決まったことで、我々が行けるのもあと一回かと思います。
行き始めた頃は皆さん「やっと仮設へ入ることができてひと安心」という状態でしたが。
このボランティアへ参加するまでは、私も仕事など震災の影響下にありました。
幸いにもフェルデンクライスメソッドという技術を修得していたことで、少しでも仮設住宅の方へ出来ることに気付き、できる限り参加しました。
私の中の大きな変化として初めて行った時から大きく変わったことがあります。
被災地の事は報道などで数多く見聞きしていました。ですが実際に仮設の皆さんとお話したりすることで現実にそこで起きていること、そこに居る人達の事が、私の心の中に常に存在するようになりました。
東京へ戻り日常の生活をしていても様々な事があります。そんな時でも、ほんの少しではあるものの仮設で暮らしている皆さんの事、状況などか浮き沈みします。
5年を越えて時が進むにつれて状況は変化しています。せっかく顔なじみになれた今となってはこのボランティアを終える事はとても名残惜しく、イメージ出来ません。
次回、皆さんとの連絡先の交換でもしっかりして、今度は遊びに行く事にしようと思っています。飯坂温泉の超アツいお湯はクセになりました!
