お試し入会のつもりで某合唱団に通い始めて半年を過ぎた。
今日の練習の最初の声出し歌は、当方が差し出がましくも楽譜を用意して提案した三木露風/本居長世「白月」だった。
出席者10名の中に、この歌を高校で教わったという人がいた。指導のソプラノさんとピアニストさんは知らなかったとのことだ。
合唱団の練習から帰宅の夕方5時頃、南の空を見上げたら、ほぼ上弦(本番は明夜)の月が浮かんでおり、その右に金星、左に木星が輝いていた。
国立天文台の情報ページからその略図を抽出した:
2021年11月10日(水) 17時00分00秒
その図では月の左上方に土星も位置しているのであるが、5時頃の薄暮では肉眼には見えず、6時頃、闇がおり切ってから確認できた。
偶々家人の縁戚女性が二人来宅し、ひとしきりお喋りして辞去するタイミングを捕えて、お節介にも、半月と木金土3惑星揃い踏みが見えると話したのだが、全く興味無い様子だった。
自分が、天空を拝んで星々の美しさや宇宙の神秘に感動する原始人のような存在であることを自覚した。
唱歌「星の世界」、「冬の星座」などを思い出す。いつでも気兼ねなく歌える住環境にはとうとう手が届かなかったなあ。