洋楽聴き初め~みなとフィルハーモニー~小気味よし | 愛唱会ジャーナル

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今年の洋楽聴き初めは、昨日、アマチュアオーケストラの演奏会だった:
 
独奏:白井麻友(ヴァイオリン)  指揮:奥田恵悟   無料(整理券等不要)

曲目:  ウェーバー/魔弾の射手 序曲
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲
シューマン/交響曲第3 ライン

  アンコール:トロイメライ
 
日時と会場のメモだけを頼りに出掛け、演奏内容など皆目判らないままであった。
 
丁度良いタイミングで入場したところ、プログラムなどの刷り物配付は無く、依然、何が演奏されるのか不明で、期待感が膨らんだような気がした。ステージ上の椅子の並び方から、オーケストラであることは直ぐに判ったのだが。
 
第1曲目で、かなり親しんだメロディーが流れ、すっかり寛いだものの、曲名が暫く思い出せなかった。「秋の夜半」、「魔弾の射手」が浮かんできたのは、拍手が鳴り終わった後だった。脳の衰え、覆うべくもない。
 
第2曲目も聞き覚えのあるメロディーが流れるのだが、誰かのヴァイオリン協奏曲としか認識できない。この演奏の後、休憩が入ったので、ロビーに出ると、プログラムを追加配布していた。一枚手に取り、漸く落ち着いて鑑賞できそうな安心感に包まれた。
 
第3曲目は聞き覚えの無い曲であった。一、二度は聞いているかも知れない。それでメロディーを覚えるほどの頭脳には恵まれていない。
 
挨拶や、いわゆるトークの全く無い演奏会だったから、アンコールの曲名「トロイメライ」も帰宅後に漸く浮かんだ体たらく。
 
演奏を批評する資格は無いが、印象を正直に言えば、管楽器群の音が少し不揃いのように感じられた。素人の勘違いかも知れない。
 
ヴァイオリンソロは、さすがに見事な演奏と思われた。難度が高そうな曲だった。プログラムの解説には、“(チャイコフスキーが)この曲を献呈するつもりであったロシア随一のヴァイオリニスト、レオポルド・アウアーからは「演奏不可能」と言われ、、、”とある。このエピソード、前に読んだことがある。曲を聴いても、思い出さなかったが。
 
入場無料、整理券不要のコンサートは有難い。加えて、今回は、開演前の注意喚起アナウンスも気が利いていた:
 
“写真撮影や録音は、フラッシュや操作音などで他のお客様のご迷惑とならないよう、十分お気を付け下さい”
 
≪みなとフィルハーモニー交響楽団≫、大いに気に入った。次の定期公演は10月9日(日)同会場だそうだ。手帳にメモしておこう。
 
演奏のメンバー表が載っていたので、数字マニアたる当方、パート別構成員を数えてみた:
 
第一ヴァイオリン   10(4)
第二ヴァイオリン   10(4)
ヴィオラ        7(2)
チェロ         7(3)
コントラバス      4(3)
       弦計  38(14)
フルート        3
オーボエ        3
クラリネット      3
ファゴット       2(1)
ホルン         5(1)
トランペット      3(1)
トロンボーン      3(3)
ティンパニ       1(1)
       管打計 23(7)
 
総計         61(21)    ( )内はエキストラ 内数。
 
エキストラの割合が約1/3というのは、多いのか、少ないのか、平均的なのか。我らが爺婆コーラスに較べると遥かに立派な(自前)オケだ。
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