絶対音感~胎教~記憶 | 愛唱会ジャーナル

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歌曲、唱歌、童謡、オペラ・アリア、合唱曲などを楽しむグループ
外国曲にも積極的に取り組んで、脳の老化抑制を期待する  
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音楽好きな脳」を急ぎ読み終えて、期限過ぎながら図書館に返却した。要所のコピーを取れなかったのが心残りだ。記憶を頼りに、コーラスメンバーなら関心が有ると思われる「絶対音感」についての著者の知見を記録しておこう。
 
先ず、従来一般に言われている通り、音感の訓練は早い時期に行うのが効果的であることは疑問の余地が無い。胎児も羊水に浮かびながら聴覚を働かせているので、母親がどのような音響環境で暮らすかは子の将来の音楽生活に大いに影響する。
 
次に、聴いた音のピッチを音符名で言い表せない人でも、実際には好きな音楽曲の絶対ピッチを体得しているケースは珍しくない。つまり、自分の記憶だけで正しいピッチでメロディーを歌い始めることが出来るというケースである。
 
これは、楽譜を見るだけで正しいピッチで歌えることを意味するわけではないが、ある種の絶対音感を有するものと理解される。この現象は、視覚や筋肉緊張の記憶に助けられている可能性もある。
 
最後に面白い事例として、(音名を明示できるほどの)絶対音感を有しながら、メロディーを再現できない人がいるらしい。詳しい記述は思い出せないが、これは何らかの病気(神経欠陥)なのだろうか。
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