朝の出来事~扉開く~蕾開かず | 愛唱会ジャーナル

愛唱会ジャーナル

廃止されたYahooブログ「愛唱会きらくジャーナル」から改名移設
歌曲、唱歌、童謡、オペラ・アリア、合唱曲などを楽しむグループ
外国曲にも積極的に取り組んで、脳の老化抑制を期待する  
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出勤の際に時々利用するエレベータの一つは、大通りに面したガラス扉から真っ直ぐ7~8メートル奥にある。先を歩く長身の男性が乗り込んでこちら向きになった時、互いの姿が眼に入った(と思った)。

その後直ぐに扉が閉じたので、駆け込みは諦めて、篭が戻ってくるのを待とうと思いながら呼びボタンを押すと、なんと、扉が開いた。

篭は数秒間動かず、そこに留まっていたことになる。あの長身の男性が居た。欧米人だった。お互いに行き先階のボタンを押した。

事態が呑み込めないまま、取り敢えず‘Thank you!’と礼を言ってから、寒いねー、とか、どちらから?とか和やかに言葉を交わした。

彼は4階で降り、当管理人は8階まで行き、9階まで階段を上った。

そのあと、暇に飽かせてさっきの事態を反芻した。彼はエレベータに乗った後、行き先階を押さなかった。そのためエレベータはそこに留まった。

これは偶然か、故意か。当管理人は善意に解して、‘Thank you!’と言ったのだが、彼の反応は必ずしもそれを予期していたようでもなかった。

推測ゲームは果てしなく続けることが出来るが、やめよう。

咲きかけたヒメシャガが、蕾のまま寒風に震えている。