母は、私をもう愛してくれない。
子供の頃、よく服を縫ってくれた。
私も母の絵を描いた。
長いこと、飾ってあった、その絵。
オイルショックで父が失業して貧しくなった家計を、パートや集金でコツコツ支えてくれた。
感謝してもしきれない母だった。
時は流れ〜
人は変わった、
毎日行くと、
「長いことお世話になったけど、もう帰ってもらってええよ」
(県外の本当の家へ)
と、しつこく言う。
その言い方が、ちっとも感謝の気持なんて無くて、消えて欲しい!という言い方!
ウザい。全く何も出来ないのに!
本当は私の手助けがないと食べ物も飲み物も無いし、衣替えも出来ないし、寝具も換えられないし、掃除も誰もしない、トイレは便まみれ、なのに、
何が、もうええ?
言うだけ言うな!っつうの!
63歳、外面のみ良くみせる姑息な兄が、たまにしたことを、
有り難い〜
やってくれた〜
優しい子や〜
と、私に聞かせる。
ウザい
敷地内別棟に住む、姑息兄は、朝母の居る本宅の鍵を開け、カーテンや窓を開けて、また私がすんなり入れない様にわざわざ鍵をかける。
という、変わり者。
全く、まともな人間はいない。
母は、私を邪険にして素直に感謝しない。
そのくせ、新聞の見出しや旬の話題を振ってくる。
私からは、もう話す話もない。
ほぼ話しかけない。
母は、高音の歌声を私に聴かせてくる、気分良く。しみじみと😖
「明日浜辺で」かな、確か
その歌声が、耳を塞ぎたくなるくらい嫌いだ!
やることやったら、帰るから、
歌うの帰ってからにして!