福江島の診療所では張り付いて、みっちり塾長の施術ば見せてもろうたとです。
初めて来られた40代前半かと思われる男性の患者さん(腰と肩の不具合)の場合。
施術台に上がって10分後位か?。塾長が「腰は取れたよ」って。
患者さんの表情は「はぁ?」といった感じ。
続けて「あんたは腰に少しゆるみが有るから、上手く付き合っていかんと行かんなぁ」とも。
凄かですばい!。
結局全ての施術が終わった時の患者さんの表情は「この人凄いわ!」と感動が漂っとりました。
朝8時からお昼休み1時間を挟んで夜8時頃まで、7人の患者さんを次々と施術。みんな感謝して帰られたです。
で、久賀島では「やってみろ」となり、塾長に施術。な~んも出けんとです。
やり始めて直ぐに悲しくなったです。
でも塾長は3時間も私に付き合って、あれこれ教えてくれたですよ。申し訳ないやら、自分が情けないやら・・・。
高い金を出して学校で学んだこつやら、何だったとじゃろう?。塾長も「卒業後は何も分からないまま
、野に放たれた様なもんだよ」と言うとりました。
しかし、教えてもろうても出けんとです(涙)。
メチャ落ち込んで帰った。と言うとが事実ですばい。
そがん訳で、自分の釣りはちっとしかしとらんです。
200歩の港に夕方行き、エギ竿に豆カニば捕まえてエサにして、チヌが何匹も泳いでるとこにポイッ。
3秒後に食いついたです(ほんなこつですよ)。
と言うより、療術のことが気になって釣りをする気色にならんかったですよ。
帰る日の朝、塾長が未明の4時頃出て行ったとは知っとったとですが・・・6時頃電話が来て「お〜い、ちょっと手伝ってくれ」と。
ダッシュで20秒ばかしで到着すると、コンクリートの上にデカッ!、真鯛が横たわっとる!。
現場で締めて、ウロコを剥いでハラも出して、持って帰ってさばいたらおしまい。ちょろいモンです。
と言うとが、今回の久賀島だったです。