大型で非常に強い台風19号が、日本列島を縦断していきました。13都県が大雨の特別警報が発令され、台風が上陸した静岡県と首都圏で停電が発生しました。特に先月の台風15号で甚大な被害を受けた千葉では、追い討ちを図るように台風と停電が再来しました。
幸い千葉では特別警報にならなかったものの、停電と復旧が18時過ぎから繰り返され、最初の停電から90分後の19時半過ぎ、7回目の停電であの悪夢が始まりました。
三連休最初の夜でもあったので、前回と同期間の停電であれば、まぁ致し方ない…良い方かな…と思っていました。しかし、規模が規模ですから長期化するかもしれない。何より、規模が大きいですから、今度こそ被害を受ける可能性があると懸念していました。
被害を受けて、命を落とすかもしれない。
突風が吹くたびにガタガタガタガタ家が揺れる…昔はこんなことなかったのに、最近の台風は驚異的なもので恐怖を感じました。おまけに今回は、突風で揺れるのに加え、本当の地震もあり、まさに
『弱り目に祟り目』。
地震は大したことなかったけど、停電だけは…。
昨日の日曜日の朝、『今度はいつ復旧するんだろうね』と家族と繰り返し話し、復旧を待ちました。
台風一過で日中は真っ青な青空が広がり、気持ちの良い天気でした。
最近は休日もよく歩くようにして、昨日は土曜日歩けなかった分も含めて歩いてきました。
途中で、まだ運転再開していないはずの列車と遭遇。(しかも外房線ではなく、総武快速線。)試運転と思いましたが、いやいや遅延分でした。そのうち、外房線も再開したことを知りました。
今回の停電で幸いしたのは、通信線が生きていたこと。送電線でも通信が可能というのは、スマホを使う者にとって、非常に有難いこと。アプリが使えて、助かりました。でも、すぐに電池が消費してしまうので、瞬く間に切れてしまいました。
ウォーキングの後や、イオンで買い物後も、停電復旧せず。充電は、車の中で繰り返し…と思っていたら、買い物中にどうやら近所の公民館で充電サービスをするということで、帰宅後に公民館へ行き、サービス内容を確認してきました。
24時間・スマホだけでなくモバイルバッテリーの充電も可・携帯ももちろん。
夕食後に早速公民館で充電。と言っても、公民館自体もそもそも論で『停電』。自家発電でもなく、車から発電機を繋げて電気を付けていました。充電中も復旧することはなく、タブレットでhuluからRWCを見ていました。国際映像と放送なので、オールイングリッシュ。親父曰く『画面小さく、よう分からん。』
停電だから、しゃあないやん。我慢してくれいと、一緒に観戦。でも良かったですね。予選全勝で首位通過は、史上初の決勝トーナメント進出。
安堵した中で、『停電復旧はいつになるのだろう…』
2日目の暗闇就寝を迎えました。
が、1時38分頃でした。
『ピッ』(ファックス)『ピー、正常です。』(給湯機)という音で目が覚め、
来た
と思いました。
そう、停電から解放・電気が復旧しました。意外と早い復旧でした。
良かった。前回は、発生から3日目の晩でしたので、今回はほぼその半分(1日と約半分、時間にして…24時間と6時間)での復旧になりました。水風呂を覚悟していましたが、その心配も無用です。見たい番組もありましたし、やっぱり電気が無ければ、生きてはいけません。
それでも依然として21時24分現在、東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・山梨・静岡の1都8県合わせて29,200軒で停電が続いています。被害状況によっては作業が難航しているところもあるかと思います。
また今回の台風では、河川の氾濫も多く発生しており、排水まで時間がかかる箇所もあります。兎に角広範囲にわたり、大きな爪痕が残った今回の台風。
こんな台風は、二度と日本列島に接近してほしくはありませんが、『来るな』といって来ない台風はありません。しかし、来る度に停電になるというのは勘弁してほしいものです。電力会社への挑発的挑戦みたいなものでしょうか。再発防止に向けた対策を一刻も早く講じてもらいたいものです。
猛烈な台風が来ても、停電にならない仕組みを期待しています。
最後までお読み頂き、39(サンキュー)です。
Kuronozoでした。