セーハ・ガウシャのトゥルッタ……その7
次なる特産品紹介は、昆虫のクワガタ類である。クワガタっちゅうのは、テラ(地球)での分布をみると、東南アジア&熱帯アフリカに圧倒的に種類が多い。じゃ南米は? 残念ながら、この大陸には種類が少ない。もっとも種類が豊富な地方が南ブラジル地方である。ちなみにアマゾン低地なんぞは、ごくごく少数の変な小さなクワガタしか生息していない。同じような環境を使うカブト類の種類が多すぎて適応できなかったのだろう。
ブラジルウカヌス・アルバレンガイ
アマゾン低地に棲むクワガタが上画像のブラジルウカヌスという奇妙なヤツ。まるでクワガタに見えない理由は、上からだと大顎が見えないからだ。タパジョース上流で採れているから、シングー流域にもいる可能性がある。採集方法は、FITを使用したと記述されている。FITってのは、フライング・インターセプト・トラップのことで、飛んでる虫を透明な板のようなもので落とす装置。実は怪人も、そのトラップの試作&テストをやっている。
ホソクワガタ類は、チリクワガタ類と並んで南米を代表するクワガタで30種ほどが記載されている。その多くがリオ州からブラジル南端方面に分布している。
ツツクワガタの一種
ツツクワガタ類は、アンデス地方からブラジルにいるけど、アマゾン地方にもいる可能性もある。♂の大顎の形がユニークである。
化石種のアンベリクスツツクワガタ
ツツクワガタの仲間は、化石種も知られている。ドミニカ共和国の新生代第三紀の琥珀(こはく)から発見されたシンデサス・アベリクスである。
続く
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