ヨシ☆くん&ヨシ★くん+ケンちゃんのバコバコ日記:その43
本日は、けっこう食べたいサピーがいる筈のシングー・プレコ丸焼きレシピをやろう。
①まず、大きめのプレコを捕獲する。比較的に簡単なのが、投網採集である。種類は、オレンジフィンカイザー、ラージスポットカイザーなど、カイザー系がベストであるが、大きめならおおむね種類は、それほど問わない。ただし、なぜかマツブッシーは独特の苦味がある。
②プレコの腹を、横一文字に切る。シングーのジモピーは、なぜか腹を縦に切らない。おそらく極東島の武士道を重んじるからだろう(笑)。切り口から腸やハラワタを抜く。ちなみに、アマゾン低地に生息するセルフィン系プレコは内臓を抜かないで調理するのが定番になっている。彼らの主食は、柔らかいコケ類だからである。しかし、シングーの岩場の清流プレコは、岩に付着している石灰藻や淡水海綿など石灰質や珪石質を含むエサを常食としているから、腸を抜かないとジャリジャリして食感が悪い。
丁寧に腸や胃の中身を洗って、モツ煮込みを作ったらド珍味なのだろう。けど、まだレシピにしていない。そのうちにはシングー特製、「プレコ・モツ塩辛」にも挑戦しよう。ちなみに10月~11月ころの大型カイザー♀は、腹に卵を満杯にしている。こいつは、プレコ・イクラにしたことがある。思わず酒が進んでしまうような珍味だった。
③腹の中に軽く塩をふる。そして、いきなりガンガン燃えている焚き火の上に仰向けに置く。
後は、おっぽらかし。しばらくすると、甲羅の中の水分が沸騰して切り口から泡をふく。もう少し置いて、甲羅の外がコゲたくらいになったら、できあがり。頑丈な甲羅のおかげで、天然的に中華風、肉身は蒸し焼き状態になって、落下する汁がないから、滋味が逃げない。
焚き火に乗せて、10分くらいで完成してしまうので、手間も時間もかからない。火から降ろして、ちょっと冷ます。この料理は、お上品にも素手で甲羅をバリバリと剥がしながら食うのが正当流儀であるからして、指先をヤケドしないようにしよう。
指で肉をもぎとって、口に入れる。適度な噛みごたえ弾力があって、香ばしくジューシーな旨みが広がる。お味の質は、魚と言うよりエビやカニのような甲殻類に近い。
グランデ怪人はアマゾン全域、ペルー・アマゾンなどでも広くプレコを賞味しているが、シングーの清流プレコ焼きは、その中でも特級の美味だと感じている。やはりブラジル高原からの純水に育まれているからに違いない。あぁ、至福で究極のレシピ!
続く
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