アマゾンの地質地史&宝石と古生物・その8 | 南米・鳥獣虫魚・探遊

アマゾンの地質地史&宝石と古生物・その8

原生代から古生代へ


先カンブリア代の最後の時代がプロテロゾイック、すなわち原生代である。この時代に活躍した原始・光合成生物は、昨日説明したような鉄鉱石の成因として活躍しただけじゃなかった。大気に酸素を供給し、その濃度が濃くなるとオゾン層が発生した。これによって、生物に有害な地球に降り注ぐ紫外線が急激に減ってくれた。原生代の末期に強力な地球規模の氷河期があったという説がある。いわゆるスノーボール・アースってイベントだ。下は、AMATマッド研究所が製造したタイム・マシン、デロデロリアン2号で数億年前に飛んで撮影した(ウソです)画像だ。



スノーボール・アース


細胞内共生説というのがある。原生代の原生生物の細胞の中に、細菌のような別の小さな原生生物がいつしか一緒に住むようになった。それが寄生獣のように融合して、細菌のようなヤツは後にミトコンドリアとなり、現代型の真核細胞が完成しちゃったという仮説である。



ミトコンドリアは、寄生獣だったのか?


真核細胞を持つ生物のキモは、有性生殖である。キミも貴女も気持ちよくナニができるのは、寄生獣ミトコンのおかげである(笑)。さてスノーボール・アース現象で、ほとんどの原生的な生き物が死んでくれて、さらに生物にとって適切な環境も準備された。そして増殖に有利な核入りの細胞も手に入れた。これらを利用しない法はな~い!



エディアカラ生物群


最後のスノーボール・アースが終わった原生代の末期、殻や骨格をもたない軟質の生物が大量発生した。これをエディアカラ生物群と呼んでいる。そして先カンブリア代の幕が閉じられる。



バージェス・モンスターズ


カンブリアン・エクスプロージョン、すなわち「カンブリアの爆発」って言葉がある。テラ(地球)が火山活動でぶっ飛んだんじゃなくて、古生代の始めに多くの生物たちが爆発的に分類群と種類数、そして数量をドドォ~んと増やしたことを意味している。5億4200万年前から5億3000万年前くらいの間に、突如として現生の動物たちの先祖がボコボコと現れた。その原因となったキモは、「光スイッチ説」で説明されている。すなわち眼という器官の獲得であるね。眼があると他生物の捕食が容易になるに決まっている。この時代の有名化石産地は、カナダのバージェス頁岩だ。大型生物の様相は、まるで宇宙もののSFみたいだった。バージェス動物たちは、エディアカラ生物群を食いまくり、絶滅させたに違いない。



アノマロカリス


バージェス・モンスターズの人気スターは、何たってアノマロカリスだね。強力な捕食者だったと考えられている。


続く


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