きよしこ | バリアフリーな世界

きよしこ

きよしこ (新潮文庫)/重松 清

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「きよしこ」、ついに読破。
薄いのに時間がなぜかかかった・・・



「青い鳥」の後に、すぐこれに読んだからか?
途中で「飽きた」と感じたからね。



でも、感動する。
心温まる名作だ。



「青い鳥」は吃音の教師が主人公だが、「きよしこ」は吃音の少年。
少年が大人になる成長を描いている。



作者の重松清さんも吃音だったらしい。
だからだと思う。
心理描写がすさまじいから。



この少年は言いたいことがあっても、吃音があって、ほんとうのことが言えない。
何度も壁にぶつかる。
せつない。
泣ける。



個人的に好きなのが冒頭の「きよしこ」、そして最後の「東京」。
やっぱ読み進めて最後の「東京」が一番グッとくる。



何か背中をぽんと押されたような感覚。
勇気を持って足を一歩踏み出せる。
そんな気もしてくる。



成長ぶりが身に沁みる・・・