- 昼下がりに時間があいた
「アンチョビをきらしちゃたよなあ」
と思いついてイオンに行った
エスカレーターで降りていくと書店があった
「なんかおもしろい雑誌でもないかなあ」
とふらふらと書店に入り、新刊コーナーで、
(おおきなかぶ、むずかしいアボガド 村上ラヂオ2)
を見つけた
僕は、その本を買った
レジまで小走りしていたかもしれない
昼下がりのレストランに入る
冷たいラタトゥユを食べ、炭酸水を飲む。左手の親指と小指の2本でしっかりとページを開いて、人差し指から薬指までの3本でがっちりと表紙を固定する
そして読む。時々「フフフ」と笑ってしまう。そして次はじっと画に魅入る
隣の女性二人組から放たれた、あきれた光線が頬に刺さる
そんなの気にしない
だって春樹さんのエッセイを笑わないで読むのは無理だよ
- おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2/村上 春樹
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