「マチュリ・・マチュリ行ク?」
アランの必死のお誘い。
あたしはニッコリ笑って
「ん?なんのことですか?」
と、
カタコトがちゃんと通じてないですアピールをした。
心の底ではモチロン
コイツ誘ってるー!祭りに誘ってるーーー!
って叫んでたけど☆
「ココ、終ワルノ、ナンジ?マチュリ、行ク?イッショ。待ッテルカラ。」
やっと通じた風を装って
「あーー…、今日ここ5時迄で、そのあと買い物に行くんですー☆」
「マチュリ、行カナイノ?」
「お祭り?のこと?お祭りは行かないんですー☆」
あたしがそう返すと、アランは肩を落として店を出て行った。
ジェルで髪を固めて
コロンをふりまき臨戦態勢の整ったアラン。
なんか目も血走ってるしカナリ怖い!!!
その日仕事から帰って妹の茉季にさっそくアランとの会話を報告したら
茉季は爆笑して
「お祭り誘ってるーーー!ちょーキモイー!てか行こう!アラン探そう!」
(≧▽≦)!!
結局あたしと大祐と、茉季と茉季の彼氏の4人でお祭りに行った。
外人の団体がいると
「アランかも!」(≧▽≦)といって逃げ隠れ、
背後で英語が聞こえると
「アランかも!」(≧▽≦)といって走る。
こうしてあたしは茉季と
アランをネタにして笑うようになった。