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広島から生体腎臓移植手術の為に
患者さんいらっしゃいました。
もちろん、ドナーであるお母さんは
患者さんの面会の為に
病院の近くに数ヶ月の間、アパートを借りて住んでいました。
移植外来に通うようになりました。
患者さん、中学生です。男の子です。
広島から患者さん、ひとりで
移植外来に通院の為に来ました。
もちろん新幹線で来ています。
採血は、9時の為、前日にホテルに泊まります。
他の患者さんと話をしました。
「お金を出せば、中学生でも
ホテルに泊まれるんじゃないの。」
中学生のお母さん、事情が
あって東京に来るのは
イヤなのかもしれません。
「僕は、東京に来る事が出来て良かったと思う。」と話していました。
そうなんです。
いろいろな事情から
「東京の病院に行って下さい。」
と言われても、行く事は出来ない
御家庭もあると思います。
東京の病院に行けた事は幸いなんですね。
親御さんが東京の病院を選択してくれた事は幸いなんですね。