先週末に母の長姉が闘病の末亡くなりました。
葬儀に行くと10年ぶりぐらいに会う従兄弟と次姉叔母の姿。
元気でしたか?と話しかけるも次姉叔母はちょっと怪訝な顔。で、私の母にこの人誰?と聞いてました。母が私の名を告げるとあぁーそうかとニコニコしてました。妹を見るとすぐにわかって、やはりニコニコ。
ちょっと複雑な感じがしました。
で、葬儀が終わり、精進落としをしているとまた妹ちゃんの隣の人は誰?と従兄弟に聞いて、私の名を告げるとあぁーそうかとニコニコ。私も名を告げて、ご無沙汰でーす。と挨拶。従兄弟があと10分もすればまた聞いてくるよと言ってました。その日のうちに3、4回同じ質問が聞こえました。私の母もわかっていてもちょっと困惑気味でした。
仕事柄、認知の方とお話しする機会はありますが、身内の人となるとなんか切ない感じでした。私の存在がなくなっているようで。病気だとわかっていても。次の日は流石に覚えていてくれてましたが、たぶん今は影も形も今の私はなくなっているでしょうね。
仕方ないことだけど。
もしかしたら、自分も認知になるかもしれない。
そうしたら、身内を同じ気持ちにさせるのかとちょっと切ないです。
きっと叔母の頭の中には子供の頃の私が片隅にいるんだろうなぁ。
しかし、一方では、私より若い従兄弟の末っ子が可愛くていえにもってかえりたいくらいでした。
手を繋いでも嫌がらず、いてくれて、嬉しかったです!←単純。
親戚で集まるのもほとんど仏なことが多くなり、歳を感じます。
さあ、あともう少し、がんばろう。