Photo by 藤本拓馬氏
こんにちは、こんばんは。
2/25(日)に年に2回レギュラーとして出演しているイベント「カマレホウジュ/ハフラ」がありました。
まず最初に前回の夏の時にもブログを書きその際に写真を載せましたが、その写真を撮ってくださっている藤本さんにご挨拶できました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。加えてこういった出会い・繋がりの場を提供していただいた蜜月稀葵さんにも感謝でしかありません。
藤本さんとお話しさせていただいたときにプロだと思っていたのですが、趣味でされているということで趣味でも真剣にやっている方の作品というのは私みたいな素人でも感動します。また、こういったダンスやその他の舞台のようなものってその時の空間・躍動感・楽しさ・苦しさ等は動画はもちろん写真のような静止画をかえして伝えるというのは難しいと思います。
前回初めて参加した時に藤本さんが撮られた写真をみた時に本当に感動したんです。
ダンサーも踊りに思いを載せて伝えますが、写真もその一瞬を切り抜いて伝えるという同じ感覚がありますね。
さて、今回の出演は1部と2部の2回ありましたが1部は蜜月稀葵さんとの即興デュオでした。
使った曲は数年前に初めてお話しさせていただいたときに、偶然同じ曲が好きで聴いていた「Massive Attack - Tear Drop」です。以前当ブログでも取り上げたことがあります。
テーマは「Most faithful mirror」で「最も忠実な鏡」という意味合いが込められています。
ここで言う「鏡」はもちろん皆さんが日頃から見ている鏡ではありませんが、比喩としてとらえていただけているのであればよかったと思います。
踊りの動き・からだの使い方・スキルを観るのか。
踊りと音楽との空間を観るのか。
ダンサーは何がしたいのかを観るのか。
お客さんの視点は様々であり解釈の全部が正解であるとともに不正解でもあるというのがエンターテイメントなんじゃないかと個人的には思っています。
そして2部のソロですが、こちらはちょっとしたイレギュラーがありまして…。
私のダンス人生で数百回とショーをしたなかで初めてガチ泣きしてしまいまして、本人が一番驚いています。
こちらも即興なので何が起きるか本人さえも分かりませんが、あるパートになったときに何かが下りてきて一気に涙があふれだし泣くことを制御できない状況になりました。ほとんど人か演出だと思っていたのではないでしょうか。
恥ずかしく酷い顔で申し訳ありませんが、一応載せておきます。写真ではわかりませんがかなり涙は滴っています。こういう醜い部分も私でありそれもエンターテイメントであると思っています。
最前線から退いたダンサーがこうやってまた皆さんの前で表現できることに感謝しなければなりませんね。昔のように激しい踊りはできなくなりましたし年齢とブランクと共に失ったものは多くあります。その代わりに新しく見えてくる世界があり表現できる幅を知り再度ダンサー人生が始まるのかもしれません。
Amazing a.k.a. Choro