CNETより。
任天堂は24日、携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」関連製品の売れ行きが好調なことや為替レートの見直しなどにより、2007年3月期の連結売上高予想を過去最高の6400億円(従来予想は6000億円)に上方修正した。経常利益も1450億円(同1100億円)に、最終利益も830億円(同650億円)にそれぞれ上方修正した。
ニンテンドーDSの上位機種「ニンテンドーDS Lite(ライト)」が、国内外で好調な売り上げを持続しているほか、対応ソフト「Newスーパーマリオブラザーズ」が全世界で382万本と爆発的なヒット。他の自社ソフトも好調に推移し、業績向上に貢献した。
任天堂の業績が絶好調です。
未だにニンテンドーDSは入手困難な状態が続いているようですし、携帯ゲームではさすが強力なところを見せ付けています。
ニンテンドーDSは、うまくライトユーザー層を取り込んだことが勝因でしょう。
「右脳トレーニング」系のゲームは発売以降、一つのブームとなっていますし、新しいユーザー層を獲得できたことは間違いありません。
また、上記記事の中でも紹介されている、「Newスーパーマリオブラザーズ」も、ファミコンを知らない世代からすると、かえって新鮮なのかもしれません。(私たちのようなファミコンを知っている世代にとっても、安心して楽しめるゲームなのは確かです。)
プレイステーションが出だした頃、市場ではまだ任天堂が強かったわけですが、そのとき、ソニーはライトユーザーの獲得に必死になっていたと思います。
女性をはじめとした、ライトユーザー向けと思われるゲームも数々ヒットしましたし、そういう意味では、「ヘビーユーザー層を守る任天堂と、ライトユーザーを獲得して攻めるソニー」という図式だったと思います。
ところが、PS2で更なるスペック向上を果たした後、PSPとニンテンドーDSのシェア争いのころから、図式は少しずつ変わり、「守るソニーと攻める任天堂」という言い方もできるのではないか、と思うほどです。
このブログでもたびたび取り上げているように、次世代のゲーム機についても、ソニーと任天堂の考え方の違いがはっきりと出ています。
今回修正された、任天堂の決算は2007年3月期です。つまり、「wii」発売による、ハード普及のための赤字も織り込まれたものであると思います。ちなみにソニーについては、「PS3」に対する初期投資が大きく、ゲーム部門は赤字になる、ということであったと思います。
つまり、任天堂はwiiを柱に育てる考えでしょうが、きちんとニンテンドーDSという大きな柱を持っている、ということです。対してソニーはPS3という重厚長大なプラットフォームを支えられるだけの規模にPSPを育てていかなくてはならないのではないかと考えてしまいます。
私個人的にはPS3に関心があるのですが、あくまでもヘビーユーザーの意見ですから、実際に世の中でどのような判断をされるのかは別問題です。
PS3も最近は新しい情報も聞こえてきませんが、何とかもう少し盛り上がってもらいたいものです。