CNETに次の記事が載っていました。
検索エンジンといって、真っ先に思い浮かぶのはどんな企業だろう。検索の王者であるGoogleや対抗するYahoo!、Microsoftなど、大手はほとんど米国企業であるのが現状だ。ここに危機感を抱いた経済産業省が、産学を巻き込んだ一大プロジェクトを始動させる。
画像や動画検索のエンジン開発を行なうとのこと。
トラックバックを見てみても、どちらかというと否定的なものが多くをしめているようです。
確かに、今回の件に関しては、あまり賛成できません。
まず、検索エンジンを開発するということですが、Yahoo!の持つ先行者メリットもgoogleの持つ
技術力(特にコンテンツの継続的な開発力です)も持てる感じがありませんので、インターネットの
世界で一定の地位を確保するのは難しいと思います。
当然皆さんもご存知の通り、インターネットのコンテンツは、日々更新・ブラッシュアップをしなくては
いけないものですので、日本のお役所がやるような、「平成○年度予算で○○億円つけましたから
今年中に使ってください」的なプロジェクトの進め方では、すぐに陳腐化するのは間違いありません。
日本のお偉方が本当に考えなくてはいけないのは、こういったインターネットの潮流が、ほぼすべて
アメリカ発であって、日本はその流れを汲んだものでしかない、ということです。
インターネットを介するビジネスが増加してくることは容易に予想できますし、現にWEB2.0といわれる
新時代のインターネットサービス・ビジネスがすでに立ち上がりつつあります。
ただ、この流れも、すべてアメリカのうごきを日本版にローカライズしたものでしかないのが現状では
無いでしょうか?
このままだと、日本にWEB2.0的なビジネスが根付いた頃には、アメリカではWEB2.5とか、もしかしたら
WEB3.0の世界に入っているかもしれません。
私も、これからネットを多用したプロモーションを提案するわけですが、正直、新しいタイプの
プロモーションを提案しよう、と思っても、すごく難しいです。
だからこそ、私が思うのは、「アメリカに負けるな」的な、技術開発にお金を使うのではなくて、
アメリカに先行できる、あたらしいビジネスプランをみんなで考えていって欲しいのです。
インターネットに限らず、経済はアメリカから出てくるモノが非常に多いと思っています。
日本発の新しいビジネス、何か出来ないものでしょうか?