無意識は
第一印象で「好き・キライ」を判断して
それが間違ってることはないって
よく言いますよね??
それって
意思決定権が自分にある人の話で
私みたいに
50年近く人のことを優先させてきた人には
当てはまらないのです。
というか、
第一印象で
自分がその人に対して
どう思ってるかが
わからないんです。
いつも
「私はどう思う?」
ではなく
「この人はどう思う?」
ばっかりやってきたからなぁ。
昔、幼稚園ママで
何となく
「ちょっと苦手だなぁ」と
感じる2人がいたんですね。
その2人とクラスの係を
一緒にすることになったときがありました。
その2人は仲が良いし
社交的で友達が多い人気者。
私はどこかで
苦手だぁと感じながらも
「こんなに友達が多い人だから
悪い人ではないはず
人を第一印象で判断しちゃダメだ。
話して打ち解けると
仲良くなれるはず」
って思ってたんですよね。
今思えば
その2人は悪い人ではないんだけど
ノリが私と全然合わなくて
私が疲弊するタイプです。
だけど、その当時は
その2人に合わせようと必死でした。
そして2人のうち1人は
明らかに私のことが苦手なのが顔に出てるから
なおさら
気に入られなきゃ!
って思ってました。
何か話さなきゃ!
合わせなきゃ!
ってなればなるほど
身体が硬直して
緊張してうまく話せない。
しまいには
言わなくてもいいような
余計なことを口走ってしまい
私のことを苦手そうにしてた人からは
明らかに避けられるようになり・・・。
もう落ち込みましたね。
私ってなんで人付き合いがうまく行かないんだろう
なんで言葉が出てこないんだろう。
今思えばいろいろ間違ってるんですけどね。
そもそも、苦手だと感じたのが正解。
無意識はたぶん
スーパーコンピューターだから
顕在意識でごねごね考えるより
正確に人を見抜いてるんだと思うんです。
なのに、苦手と感じる私を疑って
必死に気に入られようとしてるし
じゃ、どうすればよかったのかというと
苦手と感じたけど
係は一緒にしないといけないなら
係の仕事をすることに集中する、かな。
2人と無理に仲良くしようとしなくていい。
もちろん、挨拶や
係の仕事についての
会話はするけど
ムリに話を
つなげようとしなくていい。
どっちみち
当時のように
ムリに2人に話を合わせても
その後、仲良くなることはなかったわけだしね。
(仲良くなるどころか
嫌われてるし)
無意識のセンサーの言うことを聞いてたら
対人トラブルはもっと減ってた気がします。
対人関係が上手な人って
たぶん
そういうセンサーを感じ取って
センサーに引っかかった人には
むやみに近づかないんでしょうね。
だからトラブルが少なくて
人づきあいが上手に見えるのでしょう。
なんて、わかった今も
まだまだ間違えますけどね