これまで本当に数々の

人間関係のトラブルにあってきました。

 

そのほとんどが

原因がわからないものでした。

 

自分は気を使いすぎるくらい

気を使っているし

自分のことは置いといて

人を優先して人のために

やってきたつもり。

 

なのに、なぜ

いつも人から嫌われ

雑に扱われるのか。

 

親友と思ってたA子や

ママ友Cさんのことが

立て続けに起こったのと

これまでのいろんなトラブルが思い出され

この時は本当に生きるのがつらくなりました。

 

 

今まで何でも一生懸命がんばってきただけなのに

自分を犠牲にして人のためにやってきたのに

その結果がこれですか?

 

人生に絶望してましたね。

 

 

 

そんなある日、

たまたま本屋さんである本を見つけました。

 

心理学者の石原加受子さんの本。

 

 

 

(10年以上前の話だし、

このときから石原さんの本は数十冊読んでるので

一番最初に出会った本が

これかは定かではありません)

 

そのときの私が必要としている答えが

書いてあるような予感がして

藁にもすがる思いで購入しました。

 

 

それまでも

心理学や人生論的な本は

たくさん読んできました。

 

それだけ悩みが深かったのですね。

 

でも、どの本も

「うん、それはわかるんだけど

それができないから苦しいんだよね」

っていう本ばっかり。

 

例えば

「人間関係を良くするには

まずは自分を好きになること」

って、よくそういう本に書いてありませんか?

 

でも、私みたいに

産まれたときから

親に否定ばっかりされてきた人間は

自分を好きになるって?

ってことさえわからないのです。

 

だからどの心理学や人生論も

上っ面な感じがしてました。

 

 

でも、石原さんの本はちがった。

 

「そう!それを知りたかったの!」

ってことが書いてあった。

 

 

まず、

いつでも自分の気持ちを優先させていい

ってことが衝撃でした。

 

えーーー

そんなことしていいの?

嫌われない?

 

 

もう40年近くも

自分より人のことを優先させて

生きてきたから

自分を優先させることが

不安で仕方なかった。

 

 

でも、A子のときもCさんのときも

私が自分より彼女たちに従ったことで

調子にのらせて

結局私がガマンできずにキレた。

 

そういうパターンが

今までも多いなと気がつきました。

 

あぁ、やっぱりそうなのかもな。

 

人より自分を大切にしなかったのが

全ての原因だったのかもな。

 

これまでの疑問がふっと

溶けていく瞬間でした。

 

 

それからは石原さんの本を読み漁り

自分を優先していくことを

少しずつ学んでいったのです。

 

 

今も完璧ではないけど

あの頃に比べたら

ずいぶん自分を大切にするように

なりました。

 

 

昔の私を知っている人からすると

(旦那とか旦那の親戚とか)

私はすごくわがままになったことでしょう。

 

でも、それでいいんです。

 

私が自分をないがしろにすることが

この世で一番の罪だもん。