安井金刀比羅宮(京都市東山区) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

京都の見学会のあとの飲み会から参加された方がいて、その方はお茶屋さんの息子さんでした。
 
お茶屋さんの息子とあって、飲み会をかなり盛り上げてくれまして、掴みの話が、お茶屋の男なんて重宝されないので好き勝手にやってきたみたいな話から、若い頃、家に帰ってきたら母親がいなかったので、芸妓の姉さんに聞いたら、『女将さんはあんたのことお願いしにお参り行ってはります。』
『どこまで?』
『安井の金毘羅さんどす。』
 
これおそらく鉄板ネタだと思います。
ご存じの方多いと思いますが、安井の金毘羅さんといえば縁切りですわ。
 
そんなこともあって安井金比羅宮にやってきました。 

近くに何度も来てますけど、初参拝なんですよ。
 
狛犬 

 
期間は確認 

 
手水

 
やはり人気スポットには人たくさんいますね。 

 

縁切り縁結び碑(いし)

この碑の穴を貞子のようにくぐって祈願するみたいです。

悪縁切りと良縁結びは表裏一体でセットなのですが、縁切りのほうで有名になりすぎてまして、モップ犬の毛のように貼られたお札には、生々しい願いが書かれてるみたいです。

そういう悪意に満ちた感じが嫌で、これまで避けてきたわけです。

そもそも僕は切りたい悪縁ないですしね。

あったとしても自分で切りますし。
 
そういうの見物しててもなんなので、拝殿へ。

 
本殿 

御祭神は崇徳天皇です。

神仏習合時代は寺院だったようで、のちに讃岐から大物主が勧請されて、安井金比羅宮を名乗るようになったとか、そんな感じです。

金刀比羅宮遥拝所

 
和合の木っぽい御神木 

 
後背の御扉

本殿背面にある扉で、これも寺院の建築の名残りみたいです。
 
境内社

 
 向かって左より、咡社、人丸社、秋葉社です。

 
八大力尊社
 
中には八体の力持ちさん。 
 
久志塚(櫛塚)
奥に見えるのは桜之宮。
 
本殿横から。
 
稲荷社と厳嶋社
 
安井天満宮
 
 こっちが表?
こちらから出ていきました。
 
ついでに祇園四条の南座の社の写真撮っておきました。 
 
弁財天社だそうです。 
そのうち伝手を使ってお詣りさせてもらおう。

そういえば。このような一般的には開放していないのいくつか写真ありますわ。

今度まとめ記事にしますね。