京都御苑の宗像神社(京都市上京区) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

昨日は節分、元は関西圏の太巻きの丸かぶりだったのが、コンビニチェーンが恵方巻として売り出して、今や全国的な行事となりました。


起源は諸説ありますが、大坂の旦那衆がお茶屋で芸妓さんに太巻きの丸かぶりをさせて喜んでいたセクハラ遊びが元だと言われています。


話は全く変わりますが、もひとつ下世話な話をします。


天皇陛下に相続税はかかるかって話です。


答えから先に言いますと、特例部分はありますが相続税はかかります。


昭和天皇が崩御された時の相続は、遺産総額約20億円を香淳皇后と現上皇陛下が2人で相続され、上皇陛下は4億2,800万円の相続税を納税されたと推測されています。


いろいろ意見はありますけど、僕からしたら天皇陛下の相続税なんて非課税でいいと思いますけどね。


遺産総額20億もって批判する人いるでしょうけど、現金ならともかく大半が売ることもできない不動産ですからね。


非課税になる特例はいくつかあるかと思いますけど、わかりやすい例がありまして、あきらかに相続している価値の高い物が非課税になってます。


これみなさん納得されると思いますよ。


「三種の神器」


当然といえば当然ですが、非課税で安心しました。


一番重要な相続品ですからね。


三種の神器で余談ですが、お芝居とか小説なんかだけでなく、実際に歴史上で実行しようとした人がいる事柄に、三種の神器を奪って自分が天皇になるとかって話ありますよね。


はっきり言います。


三種の神器を手に入れたとしても、そらだけでは天皇にはなれません。


たとえ皇族であってもです。


三種の神器は天皇が所持するから三種の神器になるのであって、そうでなければ、非常に骨董価値のあるものなだけです。


もひとつ言いますと、三種の神器のうち鏡は伊勢に、剣は熱田にあると言われてますが、即位に際してそれらから取り寄せませんよね。


皇室にあるのはレプリカなんですよ。


極端に言いますと、天皇が所持すれば、木刀と手鏡と石ころでも三種の神器になり得るということです。


記紀などの書物の天孫降臨や神武東征のあたり読んでますと、天皇の象徴として授与される神宝って三種の神器だけじゃないのにお気づきになると思います。


天皇家の祖先は天照大神ですが、三種の神器は瓊瓊杵尊が授与されたものを起源としています。


もし、兄の天火明の系統が今の天皇家に続いていれば十種神宝が皇位継承の品になっていたことでしょう。



京都御苑の話に入ります。


この日は12月とはいえ天気もよく暖かめな一日でした。


モフっとしたものが目に入りましたよ。


昼寝中
近づくとチラ見してすぐまた寝てしまいました。

そして、御苑の神社ふたつめは宗像神社です。

花山院邸跡の石碑

花山稲荷大明神
藤原北家花山院家の邸宅にもともと祀られていたそうです。

花山稲荷大明神は、御所の火伏せや方除けの神とされています。

京の都は幾たびも大火に見舞われたが、花山院家は焼けることがなく、それも花山稲荷大明神の守護によるものと伝わり、全国の狐は代々、花山院家に陪従するとまで言われていたそうです。

僕が日本三大稲荷に挙げる山科の花山稲荷も花山という名がついています。

御神木

小さな神社なのですが、境内社はたくさんありました。

ん?京都観光神社?

観光関係業者が観光都市京都に感謝するために建てたもののようです。

京都観光神社
御祭神は猿田彦。

京都観光神社本殿

手水舎

なんかの木
説明によると、宗像神社の御神木てある樹齢600年以上といわれる大楠木の樹皮だそうです。

中門でいいかな?

宗像神社本殿
平安京創立の翌年に、後の太政大臣藤原冬嗣が桓武天皇の命によって、皇居鎮護の神として創建したそうです。

御祭神はもちろん宗像三女神です。

少将井神社
少将井とは、昔、京の街中に湧いた名井のことて、少将井尼の住居にあった井戸に由来するのではないかと言われています。

繁栄稲荷社

金刀比羅宮
大物主の他に崇徳天皇が祀られています。

厳島神社同様に、こちらも常駐されてませんので、御朱印はその時だけのようです。
ブログでは三つ目の神社に向かいます。

リアルタイムでは、本日2月4日はあの祭りが四年ぶりに開催されるとのことで、行く予定です。

雨っぽいので見物人が少ないことを期待して。