和田神社御旅所(神戸市兵庫区) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

築地というと東京が有名ですが、築地という地名は全国にあります。
 
地名の由来は『築き固めた土地』ということで、埋立地のことだそうです、
 
月島も同じ語源かも知れませんね。
 
神戸市神社巡りは三日目になってしまってます。
 
先に言っておきますと、三日目でも当初の計画すべて回り終えてません。
 
一日2時間ぐらいで切り上げてましたから、四日で8時間。
 
単純に計算したら、朝から夕方まで歩いてた頃は一日で終えていた行程となりますね。
 
もうそんなに気力体力続かないな。
 
地下鉄海岸線の中央市場駅から築地町の端のほうまで歩きます。

 
ほんとにこんなとこにあるのか不安になってきますが、見えてきました。
 
背後に木のある巳さんスタイル。
 
和田宮御旅とあります。
文字の間隔から推測しても『所』の文字が埋まってるようには思えませんが、御旅所に間違いなさそうですね。
 
社殿
建て替えなのか新築なのかはわかりませんが、どちらにせよ冒頭に申しましたように埋立地であることから、歴史は浅そうです。
 
和田宮とは和田神社のことですから、その御旅所のようです。
 
本宮からの巡幸の無いほとんどの時期には御祭神がいないというのが御旅所ですが、古来からここが御旅所であったと考えにくいので、なんらかの分霊を祀り、そこを御旅所にもしたと考えたいところです。
 
和田神社の御祭神は天之御中主、蛭子、市杵嶋姫ですが、これらの分祀とは考えにくく、別の神が鎮座してるように思えます。
 
どうしても背後の木が気になりますもので。
いわくつきの御神木ではなく、この社殿建築時に植えられたように見受けられますので、あえてこのようにしたと考えれば、その祀る神のに合わせてるのではないでしょうか。
 
てことで、結論として巳さん祀ってると思います。
 
和田神社に巳さんなんて祀られてたっけ?とこの時は思ってましたが、後で和田神社に行った時に気づくという。
 
和田神社が本当に祀ってるのは巳さんだと。
実際にはこの後ふたつほど回ってから和田神社に到着しておりますので、それまでしばしお待ちくださいね。