八品神社(貝塚市) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

計画にはなかったのですが、貝塚駅方面のマップ見てたら目に入ったので寄りました。

たいして期待してなかったのですが、なかなかええ神社でしたよ。

こちらから来ました。
この鳥居くくったぐらいで、境内見上げると牛の石像が見えましてね。

天神さんでも祀ってるのかと思いましたが、なんか天神さんの牛っぽくないなかったんですよ。

そのあたりは後程書きますが、まずは境内へ。

狛犬

こっちも頭頂ぺったんこ。

手水舎

力石
石とか岩とか好きな尼津彦ですが、実は力石とか、おもかる石とかは眼中にないんですよ。

なのでさらっと通りすぎます。

拝殿

櫛塚
このあたりは、和泉櫛と呼ばれる櫛の名産地であったようです。

あったと過去形なのか現在進行形なのかは調べませんが、現在も櫛関係の会社や職人からの崇敬は暑いようです。

なぜにこのあたりが櫛の名産地になったかというのが、この神社の由緒になるようです。

昔、二色浜に櫛職人の渡来人が漂着したそうです。

そして櫛作りの技術を伝授したそうですが、その人が持っていた櫛を作るための道具が八品あったそうです。

そういうわけで八品神社。

御祭神は天櫛玉。

天櫛玉といえば、ニギハヤヒに随伴した一柱ですが、ここ八品神社の御祭神としては『櫛』の字にこじつけたような気もします。

そういうとこ多いですから特になんてことなく受け入れて、『牛』いきましょ。

見てわかるように天神さんの牛じゃないでしょ?
しかも、この牛自体が祀られてるように見えますよね。

天神さんの牛といえば、落語の牛ほめなんかでも出てきます『天角地眼一黒鹿頭耳小違』なんて言いまして、角は天を向き眼は地を睨み黒一色で首は鹿のようで耳は小さく歯は食い違っている牛のことですが、なんか違うでしょ?

仔牛みたいに見えますしね。

横に牛神ってありました。
詳しくは調べませんけどね。

ちょろっと本殿。