枚岡神社神津嶽本宮(東大阪市) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

河内西国の札所である慈光寺に楽に行ける方法を探していると、南生駒駅前からコミュニティバスが暗峠まで出てることを知る。
 
これを使わない手はないぞと、行けそうなタイミングを待っておりました。
 
立ち寄る寺院も少ないので緻密な計画をせず、その日の気分で行くことにしました。
 
バスの時間までに南生駒駅について、乗り場を確認。
 
駅前といっても乗り場が見つけられずに、間に合わなかったってことが他で何度かありましたので、乗り場だけはしっかり調べておきました。
 
コミュニティバスの場合、出発時刻や経路が変更されていることも多く、ひどい時には廃止されてることもあるので、乗り場の時刻表を見るまでは安心できません。
 
乗り場はすぐに見つかり、出発時刻も調べていた通りで一安心。
 
しかし、直後に気分は急降下。
 
土日祝日は運休やて。
 
いつも平日に出かけるので気にしてなかったのですが、この日は土曜日。
 
暗峠まで4キロほどなんですが、山道でもないとこをクソ暑い中登るなんてやりたくない。
 
こうなったらタクシーでもいいかと、駅周辺をさまよい流しのタクシーを探しますが、一台も見当たらない。
 
歩いて登るのならわざわざ南生駒から行くこともないし、せっかくなら寄り道もできる西から登るのがいいだろうと、枚岡神社へ。 

 
枚岡神社拝殿で挨拶して 
 
まず目指すのは本宮神津獄
 
ハイキングコースになってるので迷うこともないだろう。
 
姥ヶ池
 
途中いくつか分岐があって、それぞれのコースの難易度が書かれてました。
春の小川のリズムで歩いてみましょう。
 
またまた分岐
今度は、鯉のぼりとたき火で。
 
いつもなら急でも距離が短いほうを選択するのですが、この日は後半の体力温存のため楽そうなほうを選びます。
 
七曲がり
 
歩きやすい道になりました。
 
神津獄へは枚岡梅園から登るのつもりだったのですが、梅園への道が通行禁止になってました。
 
梅園からだとここに上がってくるみたいです。 
 
だいぶ登ってきました。
 
景色もいいです。
 
もう一息
 
神津獄到着。枚岡神社の登り口から40分ほど。
枚岡神社の元宮であると言われていて、神武天皇の勅により天児屋根が祀られたそうです。
 
また、天児屋根の亡骸が埋められたという伝承もあります。
 
枚岡神社神津嶽本宮
 
枚岡神社創祀之地の石碑
 
本殿は平成5年に造られたそうです。
 
御神木
 
こちらは二股
当然のことながら、創建当時は社殿なんてあるわけがなく、磐境を形成したはずです。
 
なので、ここまで登ってくるまで、それらしきものないか探してきたんですが、めぼしいものはありませんでした。
 
本殿裏も見てみましたが、磐座や磐境のたぐいはありませんでした。
 
本殿から鳥居を望む。
ここからさらに東へ行きます。