酒船石と酒船石遺跡(高市郡) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

有名でありながら、どうやって行ったらいいのかわかりにくいのが、酒船石です。
 
登り口がわかりにくく、レンタサイクルでは登れないような悪路を歩いて登りきりますと、少し開けた場所に出ます。

 
ブレまくりですけど、広場状のとこにいきなりあるのが酒船石です。
出水の酒船石と区別するために岡の酒船石とも呼ばれます。
 
酒船石
 
部分的に高取城城壁に使用しようとしたための石鑿の跡があります。
 
長さ約5.5メートル、幅約2.3メートル、厚さ約1メートルが、現存しているサイズです。
 
出水の酒船石や明日紹介します亀形石造物などと同様に、水を流して楽しむ庭園設備であったのではないかと推測されています。
 
宇宙的というかナスカの地上絵っぽい感じがして、ゼビウス連想しましたよ。
 
近くに遺跡もあるようなので行ってみました。
 
酒船石遺跡
斉明天皇の時代の工事に該当する遺跡と推測されていて、日本書紀記述の「宮の東の山に石を累ねて垣とす。」の「宮」が酒船石の南西にある伝飛鳥板蓋宮跡であり「東の山」が酒船石のあるこの丘であると言われています。
 
お次は亀形石造物を探し回りました。