信越五高原サイクリング1日目 | 座右の銘「とうげ」

座右の銘「とうげ」

愛知県豊橋市のロードバイク乗り
令和元年6月にYahoo!ブログから移行

夏季連休の8/13〜14を利用して長野へ一泊のサイクリングへ。元々は12日からだったが、天気予報で13日から天気が回復する様なので13日からにずらす。

他県に走りに行く時は他のバイクだったので、なかなかロング乗れて無かったけど今回はFactorで行く事にする。

信越五高原は長野県と新潟県の県境に位置する、斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯縄山の5つの山の総称。その周辺をサイクリングしようとルートを引くと190kmの4,000m越え…この暑い中大丈夫だろうか?ショボーンと思いつつも強行。

あくまでも基準となるものが欲しいので、相変わらず細かく時間を設定。


夕方に数時間寝れればと思ったが、なかなか寝れずに23時に自宅を予定通り出る。

道の駅白馬に着いたのは午前4時前。

事前に調べていたが、やはり駐車場は車中泊で満杯…コンビニに行った後、もう一度寄ってみると一台分空いていたが、日中止めるには駐車場の数が少ないので、白馬五竜スキー場の無料駐車場へ移動する。

天気は小雨がパラパラと降っている状態で、夜明けが5時なのでしばらく仮眠を取る。

仮眠後、着替え様と思うが暗過ぎて何も見えないので、コンビニ駐車場に移動して着替える。


午前5時、予定の30分遅れでスタート。

小雨はまだ降っているので、ベストとアームカバーを装備。予想では戸隠を超えたら辺りから天気はよくなると見て戸隠までまずは走る。

嶺方峠への道までのルート選択が悪過ぎて萎えるガーン

本当は天神坂って所が晴れてれば白馬を見渡せるはずだが、晴れてないので何も見えず(苦笑)

白沢峠展望台(嶺方峠)

とりあえず小雨も止んでそんなに濡れずに済んだけど下りは寒そう。白馬岳の方はガスって見えず…というか数回来てるけど見えた事無い様な?(笑)


トンネルを抜けて鬼無里へ下り始めると、まさかのロードバイクが2台もがきながら登ってきた(驚)

こんな小雨で朝早くから走る人があるんだなぁと関心する。


気持ちのいい下りを走り鬼無里(きなさ)へ。

独特な雰囲気があり好きな所で、過去に何回か訪れてる。

684年頃、天武天皇が遷都を計画し、三野王や采女臣筑羅達を調査のために派遣。鬼無里に住む鬼たちは、それを邪魔するために一夜で山(一夜山)を築いてしまった。怒った天武天皇が鬼を退治したので、水無瀬という地名が鬼のいない里『鬼無里』になったという伝説があるらしい。

水無瀬という名前も、もともと鬼無里のある処には湖があったらしく、山崩れにより水が流れ出た事により姿を表したから『水無瀬』というとか。
面白い話だな照れ


7時20分(計画10分遅)47km地点飯綱湖近くにある『おかしの家くるみぼーる』今年オープンしたらしいが外観が童話の雰囲気を醸し出してる。勿論空いてないのでスルーですが…


飯綱高原 ふれあいの塔

この辺でトイレに行きたくなり近くの「nagano forest village」というキャンプ場などの複合施設があったので行くと、トイレ滅茶苦茶綺麗でエアコンがキンキンに効いてて生き返る。

まだ涼しいので持ってきていた補給食を食べて再スタート。


8時5分(計画15分遅)59km地点霊仙寺湖(人工湖)

ここ行こう晴れ出してかなり蒸し暑くなる。

ベストとアームカバーは脱いでリュックへ。


9時15分 90km地点。

本当は「いいやまぶなの駅」でゆっくり昼食を取るつもりだったが、国道117号に出てすぐ観光者の渋滞にはまり、道の駅は人が凄そうなので手前のすき家に入る(数年ぶりのすき家)

本当は蕎麦とかを味わいたかったけど、観光客が凄かった。

すき家を出たのは9時30分ごろだったので、予定より60分ほど先行になった。


新潟県と長野県の県境「万坂峠」へ向かう途中。

景色ぐ綺麗だったけど、日陰が少なくかなり暑くなってきておりバテ始める。


11時45分 123km関川。

次の休憩所「道の駅しなのふるさと展望館」まであと6kmほど

ダラダラと登って到着すると、お目当てのソフトクリームは券売機に外まで並んでる(泣)

並ぶのは嫌いなのでコーラを購入して、手持ちのジェルと固形物を補給。

手早くトイレを済ましてスタート。

ここから戸隠神社までは、観光客の車が多かったが道が走り易くて気持ちよかった。


13時15分145km地点 戸隠神社奥社大鳥居

本当は五社めぐり(奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社を巡る参拝)するつもりだったが、奥社参拝駐車場付近が車と人で溢れていたのを見て「こりゃ無理だわ」と思い、九頭龍社と奥社のみを参拝する事に変更。

背負ってきた靴に履き替えて参道へ。

写真にもあるが「下馬」というのがあり、どういう意味か調べてみたら「どんなに偉い人でもここから先は歩きなさい」との事らしい。そりゃそうだ。


戸隠神社奥社 随神門

宝永7年(1710年)建立で歴史ある戸隠神社の建造物の中でも最古のもの。参道の中ほどに位置する茅葺き屋根の朱塗りの門。

随神門は寺院における仁王門の役割をしており、左右に鎮座する随神が境内に邪悪なものが侵入するのを防いでいる。


奥社に続く参道は樹齢400年を超えるとスギ並木が圧巻。


この後、階段を登り始めると人が右側に寄って止まっている…こ、これは参拝で並んでるのか?と思ったが、まさかの的中。

奥社は視界には全く見えず、列は全然動かない。

引き返すという選択肢は自分の中ではゼロだったので、列に並ぶ。アブが凄く飛んでおり、止まったら追い払っていたが結果的には12箇所腫れ上がってた(泣)

1時間弱かけて奥社が見えてきた。

3列で参拝する様だったので、後ろの夫婦に促して一緒に参拝ささてもらう。

「奥社」

ご祭神 天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)

日本神話にある、天照大神が天の岩屋にお隠れになった時、無双の神力をもって、天の岩戸を開き、天照大神をお導きになった天手力雄命を戸隠山の麓に奉斎したのが始まり。

開運、心願成就、五穀豊熟、スポーツ必勝などの御神徳があるとらされる。


「九頭龍社」

水を司る神らしく、農業に従事する人達に信仰されているらしい。

また古来より「虫歯の神」「縁結びの神」として有名だとか(虫歯の神って初めて聞いたな)


帰りは速い速い(笑)

流石に走ったり狭い所で抜くのは迷惑なので早足程度で。しかしスギ並木は物凄いパワーを感じたな。


随神門前の狛犬


なんだかんだで自転車の処に戻ったのは15時。

たった往復6km弱歩くのに100分ほどかかったな(苦笑)

とはいえ五社めぐりする予定よりは90分ほど早いので「いろは堂」のおやきが食べれそう。


とはいえ補給少なめ、暑さでバテ気味になってきた。ついでにアブに刺された所が痛痒い。

15時40分(予定より100分早)155km地点。

伝説の谷 大望峠(標高1,055m)

本当なら戸隠連峰の荒々しい山が見れるが、この日も残念ながら見れず!とはいえ景色はいいので見惚れるけど。


道に戻り、白馬へ向かう。


16時 「炉ばたののおやき いろは堂」

戸隠、鬼無里に来たら必ず寄るお店。

店内は満席で座れなかったので、おやき(野沢菜と切り干し大根)を持ち帰りで注文。

待っている間、おやき半分とお茶をサービスしてくれた…やっぱうめぇー!!

そして自転車乗りにくれるステッカーもゲット(昔、そう言われたけど今でもそうなのかな?)



あとは気持ちのいい下りと平坦を走り17時頃には駐車場に到着。

走行距離192km獲得標高4,035m 




木崎湖近くにある「民宿 やまく館」へ。


車で少し移動した大町市内へ移動し、大型スーパー駐車場内にあるコインランドリーでジャージを洗濯。食事は事前に調べていた「ビストロカフェミルフィーユ」へ。

ベーコンも肉厚で食べ応えあったー爆笑

スーパーでおやつなどを購入して宿に帰る。


後日、自転車用の工具箱にステッカーを貼る。

2014年、2019年、2025年…だいたい同じ間隔だな(笑)