Bリーグ新外国人選手予想企画第9弾はアルバルク東京。

 

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東京はまだテイラーの去就が確定していないが、予想通りロシター、サイズ、カークの残留が確定したので流石に外国人選手を1人も入れ替えないとは思えないのでテイラーが退団するという仮定で。


まず、東京はビッグマンがリーグトップクラスの充実ぶりでバックアップにも平岩がいて吉井も緊急的に4番起用が可能なのは昨季証明したので3人目をビッグマンに充てるのはないだろう。


アウトサイドにも良い日本人選手だらけだが小島の退団により純粋なPGが笹倉のみとなっているので田中がPG起用されるとしても層が他のポジションに比べて薄い。


新たに日本人ガードが入ってくる可能性もあるが、小島以上の選手が入ってくるとは思えないので3人目はガードに充てるのが妥当だろう。


また、東京の外国人選手と帰化選手は得点力が優れているのでスコアラータイプのガードよりもコンダクタータイプやフロアジェネラルタイプのガードの方がバランス的には良さそう。


さらに東京は昨季3PAがリーグでも最少に近い少なさで確率も最下位近い低さから中を固められがちでドライブやダイブするのが難しく、ミドルで勝負せざるを得ない部分があり、それがオフェンス面での苦戦の要因でもあった。


これはカークや安藤、小酒部といった本来はシュートが苦手ではない選手のシューティングスランプが原因であり、それが2季連続で起こるとは思えないが、万が一を考えてシュートの上手い選手である方が二の舞になるリスクを避けやすい。


よって東京の3人目を予想する上で必要と考えた要素を挙げると

①ガード

②得点第一ではなくてゲームメイクの得意なガード

③シュートが上手い


の3点と考え、多く当てはまる選手をピックアップしていったところ、独自の選手リストにガードが多いことと東京が資金力豊富な故に他のチーム以上に候補の幅が広くなってしまい総勢139名にもなってしまった。


そんな大量な候補から絞りに絞って最終的に予想選手として挙げるのは…


Marco Spissu

(184cm/80kg)

 


スピッスはシュート力とゲームメイク力に秀でたイタリア人のPGでヨーロッパのみでプレイ。


直近4シーズンで3P%が4割を超えており、昨季に至っては5割以上の超高確率を記録。


OTD、C&Sどちらでも高確率で安定しており、オンスクリーン、トランジションなど様々なシチュエーションも問わず決めてくるのも魅力でステップバックもお手のもの。


ゲームメイク能力やコートビジョンにも優れており、カッターへの針の穴を通すようなパスやロールマンへのポケットパスやロブパス、シューターへのキックアウトなど味方の得点を演出するのに長けている。


特にP&Rアクションは抜群で、アシスト以外にもシュートやドライブからフローターやフィンガーロールで自身の得点にも繋げられるのも強み。


FTも直近3シーズンでほぼ9割以上を達成するほど得意でヨーロッパではそこまで多くなかった試投数も日本人とのマッチアップなら期待出来そうではある。


ディフェンスはテイラーに比べるとサイズやフィジカル、身体能力の関係で全体的にテイラーより劣ると思うが、スティールは得意な部類であり、ポジションとサイズ的に日本人とのマッチアップが多いと思われるのでディフェンス面で気になるようなことはないと見ている。


東京はマチュワン、トーマスと高ランク選手の獲得実績があるだけに予想候補の中にはスピッスより高ランクな選手も多くいたが、その中でもスピッスが1番東京に合いそう、かつ最も活躍出来そうなのでスピッスに決めた。


残念なことに日本ではガードの外国人選手を予想(獲得)出来るチームは少ないので東京の選手予想は他のチーム以上に楽しかったが、それ以上に資金力のある東京が実際に誰を連れてくるのかが楽しみである。


また、東京はルカの勇退が決まっており、ルカがいなくなるのは残念だが後任にウファクやスカリオロのような大物HCを招聘してくれることを期待したい。


この新外国人予想企画は本来は秋田、渋谷、島根もやる予定だったが、現状は不確定。

 

渋谷に関してはベースの絞り込み自体はしてあるので可能性は低いと思うが、枠が空くようなことがあれば挙げる予定。

 

秋田は全く予想してなかったデイビスの契約解除で用意していなかったデイビスの所に入る選手を探して間に合えば、もしくはグリン、アイバーソンの所で絞り込んでいた選手で代用出来そうであれば枠の空き次第に予想するという方向で。


島根は外国人選手入れ替えの必要性がリーグで最も感じられないのと全員残留の気配が物凄いので恐らくボツになる見込み。