Perfect Days

映画レビュー

 

 

ある

トイレ清掃員のお話

 

 

日本ほどトイレが綺麗な国は無い

トイレを掃除すると福が来ると言われている

水回りは大切

 

ある意味

日本のトイレ掃除を通して

日本の福を守ってくれている

 

 

トイレ掃除でさえも

職人魂を持ち

技を独自に磨き

完璧にする日本人

 

 

木漏れ陽

神社

神社で見つけた幼い樹々を

部屋で育てる

ささやかな喜び

 

 

神聖な神社と

綺麗なトイレ

まさしく

神の国

日本の象徴

 

住んでいるのは

ボロい

風呂なし安アパート

 

 

しかし

余分なものが一切無い

ミニマムに

整理された美しい部屋

 

 

鍵の置き場所

順番まで決まっている

 

 

掃除する道具は

自作の知恵が詰まっている

そんな道具を効率的に入れて走る

軽のバン

 

銭湯

 

 

ご飯を食べる店

 

 

そして

週一の洗濯

 

様式美まで感じられる

全てが完璧に決まった

 

毎日の

Perfect

ルーティーンワーク

 

そんな中

Perfectを崩す

出来事がポツポツと起こる

 

 

Perfectなルーティーンだけでは

決して得られないこと

それが

Perfect

 

Perfect Days

 

心優しい

職人魂を持った

寡黙な男

彼がとてもPerfectなんだろう

 

 

なんだか

新しい

東京物語のような

気がする

 

木の国

水の国

神社の国

木漏れ日が美しい

 

 

 

足るを知る

 

日々の

なんでもない幸せに感謝し

優しく生きる

 

映画って

ほんと

いいね

 

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