大石神社

 

横浜市緑区長津田

 

おおいしおおかみ 

 

創立年代は不詳

新編武蔵風土記稿に

在原業平朝臣を祀ったものと伝う。 


 神体は石でその大きさ人の容に同じく

昔は相州境にあったが

武蔵相模両国の百姓各々其の帰属を主張して譲らず

争となったが神意により

遂に武蔵に鎮座したものと言われる。 


 1694年

領主岡野平兵衛房恒等社殿を修覆し

1753年

社殿を造営した。 
 1923年

神明社、稲荷社を合祀

同年9月関東大震災により本殿崩壊したので

宮内省より御用材を賜わり再建した。

 

とても良い氣

貴族であり歌人をお祭りされておられ

云われも面白いですね

 

 

 

在原業平朝臣とは

平安時代初期から前期にかけての

貴族、歌人。

 

平城天皇のお孫

六歌仙、三十六歌仙の一人。

 

美男で有名

全百二十五段からなる伊勢物語は

在原業平の物語であると

古くからみなされてきた。

 

 

 


三十六歌仙・在原業平朝臣

 

「世の中に たえてさくらの 

なかりせば 

春の心は のどけからまし」

 

業平の心を騒がせた

桜花が晴れやかに咲き誇る下

禿を連れた遊女が描かれる。

 

お付きの禿が達磨人形を抱いており

恋の願掛けに詣でる途中かもしれない。

 

❤︎