tvN土日ドラマ
「정년이 ジョンニョンイ」
邦題:「ジョンニョン:スター誕生」
2024/10/12~ 全12話
日本 Disney+ 同日配信
tvN DRAMA 様 感謝
1、歴史の中に忘れ去られた女性国劇の
短くて華やかだった全盛期の話。
1948年に女性国楽同好会が組織されたことを皮切りに、
女性だけで構成された女性だけの
女性国劇という新しいジャンルが生まれた。
瞬く間に大衆の注目を集めることに成功した女性国劇は
朝鮮戦争の時もその人気は衰えることなく、
戦争が終わると最盛期を迎えることになった。
しかし、映画とテレビという
新しいメディアが人気を集め始め
女性国劇の華やかだった全盛期を
あまりにも早く幕を下ろすことになった。
今ではその存在を知る人も少なくなったが
私たちの歴史の中に厳然と存在していた、
そして圧倒的な人気を誇った
女性国劇とその俳優たち、
彼女たちの歓喜と挫折、
笑いと涙を取り上げたいと思う。
2、女性国劇団という独特な空間を背景にした
ジョンニョンとヨンソ、二人の国劇の天才の成長期
ジョンニョンは誰からも正式に教わったことはないが、
音、演技など天賦の才能が
あまりにも特異なため、多くの人の目に留まる。
何の後ろ盾も、なにもないジョンニョンが
無謀な試みひとつずつぶつかりながら
国劇を学んでいくとしたら、
ヨンソはまさに聖骨の中の聖骨。
有名なソプラノ歌手の母を持つヨンソは、
幼い頃から国歌唱と呼ばれる師匠から
国唱と呼ばれる師匠から音を学び成長したエリート。
自分を激しく追ってくるジョンニョンの天才的な才能のために
ヨンソは常に緊張し、不安になる。
ジョンニョンもまた、自分がヨンソより
かろうじて一歩先を行っていると思った瞬間、
ヨンソが二歩先を行っていることに気づき、驚愕する。
性格、育った背景、気質まで、一つから十まで全てが違う。
ジョンニョンとヨンソは絶えず争うが
ある瞬間、彼らは気づく。
実は相手がいたからこそ、自分たちが
絶え間なく成長することができたということ。
君がいたからこそ、自分がここまで来れたのだと。
二人の天才の葛藤の物語を集中的に取り上げてみたいと思う。
3、どんな時も諦めずに
夢を追い求める輝かしい人々の物語
1950年代後半、朝鮮戦争直後のソウルは絶望の中でも
日常のあちこちで戦争の傷を癒そうとする
希望と生命力も芽生えていた。
暗黒の時代でしたが、今と同じように当時も
希望は常に日常の中で夢を抱き、芽生え始めた。
女性国劇が華麗に花開いたのは、
皮肉なことに終戦直後の1950年代中・後半。
暗く絶望の時代と思われたあの頃…
夢を追いかけて駆け抜けた人々がいた。
どんな時でも諦めずに夢を追う
輝かしい人々の物語を書いてみようと思う。
公式サイトより直訳意訳
tvN DRAMA 様 感謝
「よく見てなさい。
— ディズニープラス公式 (@DisneyPlusJP) October 11, 2024
私がどうやって成功するか。」
🆕『ジョンニョン:スター誕生』
一人の女性がスターダムを駆け上がる
感動のサクセスストーリー✨#キムテリ が並々ならぬ役作りで挑んだ
“女性国劇“の物語🎶#ディズニープラス で10/12より独占配信開始📺
毎週土・日曜1話ずつ配信 pic.twitter.com/9qlvwziN3s
このドラマは
同名のNAVERウェブ漫画
文:ソイレ 絵:ナモン 全138話
「정년이 チョンニョニ」を原作としているが
韓国でも実際女性国劇があったのですよ~
チラッといらぬ情報をば…
6.25(朝鮮)戦争前後に女性国楽団の全盛期があった。
女性国楽団(イㇺ·チュネン)、太陽国劇団(キム·ギョンエ)、
女性国劇協会(チョ·グメン)、サムスン女性国劇団(パク·オクジン)、
女性国劇同友会(キム·ソヒ、パク·チョウォル)、
国劇社(パク·ロクジュ)などの多くの女性国楽団が組織され、
女性国楽のブームを巻き起こした。
当時は女性国劇団が来ると、
イㇺ·チュネン、チョ·グメンを見ようと
長蛇の列ができるほどだった。
しかし、1960年を境に
女性国劇は衰退の道を歩むことになった。
女性国劇とは、女性声楽家だけが出演する唱劇を指す。
唱劇は國劇(ククグク)とも呼ばれるが、
鼓手の鼓の囃子に合わせて
一人の歌い手が歌っていたパンソリを
役柄に応じて分けて歌い、
舞台背景と衣装、演技を加えたものが唱劇である。
もちろんこの創作劇は、解放後の北朝鮮でも上演された。
北朝鮮で創劇が公演されたのは、
朝鮮古典音楽研究所が創設された1947年以降だ。
同じ東アジアの女性劇である日本の宝塚歌劇団、
中国の月劇(越劇)が今も健在である
原作「チョンニョニ」が引き金になり
今韓国では 「チョンニョニ」のミュージカル公演など
徐々に盛り上がりを見せているが
ドラマ配信で女性国劇復活するのか?!興味津々。←
さてキャストをば!
난 나만의 것을 연기할거여
私は自分だけのものを演じる
ユン・ジョンニョン / キム・テリ
19歳、梅蘭メラン国劇団研究生
「母の手で死ぬ時は死んでも
今できることをやるべきだった」
パンソリの天才少女。
天性の声色、豊かな声量、高音と低音を自在に行き来する広い音域、
切ない感情表現まで、まさに歌い手の素養をすべて兼ね備えている。
ジョンニョンは幼い頃から声を出すのが好きだった。
思い通りに喉が鳴るのも、人が自分の声を聞いて反応してくれるのも、
どれも爽快で気持ちのいいものだった。
しかし、なぜか母のソ・ヨンレ(ムン・ソリ)は、
ジョンニョンが発声ことを極端に嫌った。
ジョンニョンが声を出すたびに涙が出るほど叱られ、
ふくらはぎを叩かれ、ご飯も与えられなかった。
それでもジョンニョンは声を出すのが好きで、
母親の目を避けて声を出す。
それに、市場の混雑しているところで声を出せば、
小遣い稼ぎにもなるのに、
母はなぜそんなことをするのだろう。
声が良いだけではない。
器用に何でもこなすと評判で、
アサリもよく採るし、魚もよく売るし、
何事も決心したことなら何でもやり遂げる。
砂漠に10回落としても10回は生き延びる
恐ろしい生活力と根性を持っている。
心に翳りがなく、気さくで、
誰とでも友達になれる恐ろしい親和性を持っている。
十九歳になるまで、ジョンニョンの世界は木浦モッポが全てで、
ただ三度の食事の心配をしないことだけが願いだった。
そんなジョンニョンの手のひらサイズの小さな世界は、
ソウルからきたオクギョン(チョン・ウンチェ)に
出会うことでひっくり返る。
当時の有名な国劇俳優であるオクギョンを通じて、
国劇公演を初めて見ることになり、
想像もしなかった世界に夢中になってしまう。
紆余曲折を経て
ソウルのメラン国劇団に入ることになったジョンニョン。
目標はただ一つ。
ムン・オクギョンのように国劇団の男役になること。
ジョンニョンは国劇団に入るやいなや、
国劇団の王子様であるオクギョンの寵愛を受けるという理由で、
皆の嫌われ者になってしまう。
唯一、ホン・ジュラン(ウ・ダビ)だけが温かく接してくれる。
他人に嫌われようが嫌われまいが、
生来の生存本能と根性で耐えていくが、
そんなジョンニョンにもどうしようもない人が一人いる。
それは、運命のライバルとなるルームメイトのヨンソ(シン・イェウン)!
冷たくて高慢で北風寒雪のような人。
ヨンソ本人は名唱のもとで正規のルートを踏んできたエリートで、
市場の雑踏で歌ってきたのはダメだというように、
ジョンニョンをあからさまに無視するヨンソ。
腹は立つが、ヨンソの実力が
あまりにも優れているので、何とも言えない。
生涯、声なら自信があったのに、ヨンソの声を聞いて、
ジョンニョンは思わず身震いしてしまった。
そうか、自慢するに値するか...。
ジョンニョンが自分でも知らなかった才能が
もう一つあったのだ、それは演技。
どんな役でも恐ろしいほど没頭し、
見る人を魅了する演技ができるジョンニョン、
その才能が開花し、ヨンソに対抗するダークホースとして
急浮上しようとしていた矢先、ジョンニョンは
思いもよらない難関にぶつかり、挫折することになるのだが...。
난 완벽하게 연기할 준비가 됐어
私は完璧に演技する準備ができている
ホ・ヨンソ / シン・イェウン
19歳、梅蘭メラン国劇団研究生
「あなたの相手役である私の実力が良かったのであって、
あなたの実力が良かったわけじゃないのよ!」
ドSな氷の王女。
決して先に心を開くことはなく、心を与えることもない。
プライドと傲慢さを鉄の鎧のように身にまとい、
苦しいほど、首をかしげ、誰にも屈しない。
国劇団の団員たちは、
ヨンソを「聖骨の中の聖骨」と呼んでいる。
父は医学部学長、母は有名なソプラノ歌手、
姉のホ·ヨンイン(ミン·ギョンア)も
今話題のソプラノ歌手という、
富と名誉、教養を兼ね備えた家系だ。
ヨンソも幼い頃から声楽を習っていたが、早くから気づいた。
声楽では姉を超えることができないことを。
このまま姉の陰で一生を過ごしていたら、
母親の愛を一度も受けられずに終わってしまうことを。
ヨンソは声楽を諦め、名唱の門下でパンソリを学び、
骨身を削る努力の末、師匠からも認められる実力を身につけた。
その頃、国劇に出会い、国劇の魅力にはまる。
母は双手を挙げて反対したが、ヨンソは国劇団に入団してしまう。
しかし、依然としてヨンソは母親の手から解放されない。
未だに母親の承認を切望し、温かい励ましの一言が恋しくなる。
声楽の天才だった姉が有名なソプラノ歌手として成長し、
母親の愛情をたっぷり受けているのが羨ましく、嫉妬する。
いつか私が国劇で男役を演じたら、母も姉を見るときと同じように、
そんな温かい目で私を誇りに思ってくれるだろうか。
ただその日に向けて、ヨンソは一分一秒を大切に生きている。
一日でも早く母に認めてもらいたいという気持ちで、
ヨンソはいつも何かに追われているような気分だ。
歌、ダンス、演技のテクニックは、
どれをとっても基礎がしっかりしているが、
ヨンソはいつからか自分の弱点を常に意識していた。
それは、役に没頭して没頭できないこと。
舞台に立ったときに楽しむことができないこと。
そんなヨンセのコンプレックスを
容赦なく刺激する相手が、ジョンニョンである。
驚異的な歌唱力もそうだが、演技!
ジョンニョンの演技を見て、後ろ髪をひかれた気分だった。
まるで役柄と一体化してしまったかのような彼女の演技。
自分は今まで一度もやったことのないような没入と集中力を、
国劇を始めたばかりのジョンニョンはこなしていた。
ヨンソは精一杯ジョンニョンを無視したいが、
そうすればするほど
ジョンニョンの恐るべき才能に不安になる。
そして憎くなる。
自分の努力の重みは、
ジョンニョンの天賦の才能の前では
本当に無意味なのだろうか。
しかし、ヨンソはまだ自分の可能性を半分も知らない。
国劇界最高のカリスマ
カン・ソボク / ラ・ミラン
43歳、梅蘭メラン国劇団の団長
「私は、やらない人を無理やり捕まえて教えません。
誰でも芸人の道を歩めるわけじゃないから。」
クールなカリスマ性の持ち主。
10数年前、女性名唱者として名を馳せていた頃、
「女同士で何を創劇をやるんだ」という嘲笑と疑問をよそに、
女性国劇人たちを集め、果敢に梅蘭メラン国劇団を立ち上げた。
定期公演はもちろん、
全国巡回公演、研究生公演、特別公演など、
休む間もないスケジュールで、
現在、女性国楽団の中で最も高い人気を誇っている。
剣のような性格で、空言は絶対に言わない。
潔癖な性格の持ち主である。
弟子には厳しいが、それ以上に自分自身に厳しい。
息苦しいほど高邁で、屈するくらいなら折れるという大らかな性格。
その性格のせいで流行に敏感についていけないが、
またその性格のせいで団員たちの支えになっている。
国楽団の団員を大切にし、愛しているが、あまり干渉しない。
幼い頃、国歌歌手と呼ばれたイム・ジンから音を習ったことがある。
その時一緒に音を学んだのがチェ・ゴンソン。
それなりに天才と呼ばれ、音に自信を持っていたソボクだが、
ある日突然現れたゴンソンの天才性の前に、
自分がどんどんみすぼらしくなっていくのを感じる。
自分に敗北感と絶望を与えたゴンソンを憎んでいたが、
結局ゴンソンの才能を認めざるを得なかった。
ゴンソンの追い越し万丈を聞いて涙を流したあの日以来、
もうゴンソンを憎むことができなくなった。
その後、二人は親しい仲になるが、
ある日、声を失ったゴンソンはソボクのそばを去り、
ソボクは一人で芸人の道を歩んでいった。
長い年月が経った今、ジョンニョンという子供がソボクの前に現れる。
한 번도 본 적 없는 최고의 왕자를 보여줄게
一度も見たことのない最高の王子様をお見せします
ムン・オクギョン / チョン・ウンチェ
34歳、梅蘭メラン国劇団団員
「知ってるでしょ、
私は退屈なことが一番苦手なんです」
メラン国劇団の男役を務めている、
現代最高の国劇王子様。いや、皇太子様!!
いつものんびりとした、得体の知れないポーカーフェイスだ。
一番近くにいるヘランも、鋭いソボクも、
オクギョンの内情を完全に読み取れない。
国劇俳優になる前は妓生だった。
アヘン中毒になり、アヘン窟を転々としていたとき、
オクギョンの才能に目をつけていたソボクが
国劇というものをやってみないかと提案し、
オクギョンはアヘンをやめ国劇に専念した。
叺かますでお金をかき集めるという噂があるほど、
オクギョンは国劇俳優として大成功を収め、
多くの女性ファンを集めるようになる。
オクギョンのせいで家出はもちろん、
自殺騒ぎを起こす女性ファンが何人もいて、
偽の結婚式でもいいから
結婚式を挙げてほしいというファンの嘆願で
結婚式の写真を撮る騒動もあった。
彼女の舞台を見た人は、
オクギョンが女性であることを思い出せないほど、
男役を見事にこなす。
特に繊細なメロディーの演技が得意で、
女性観客はオクギョンの相手役が自分だと想像して舞台を見たり、
オクギョンの目線、手振り一つにもドキドキしてどうしようもない。
卓越した演技力とスター性で
国劇最高のスターとして君臨しているが、
オクギョンはある瞬間から果てしない倦怠感と虚無感を感じる。
繰り返されるレパートリーと似たようなキャラクター、
さらにライバルもいないため、
もはや何にも刺激を受けられなくなったオクギョンは、
国劇に魅力を感じなくなったのだ。
オクギョンの大きな敵は、その退屈さだった。
慣れて安定すると退屈になり、退屈になると息が詰まる。
人であれ、国劇であれ、
興味を失った相手には、それ以上執着せず、
すぐに振り向いて去ってしまう冷徹な面を持っている。
国劇団で唯一興味を惹かれる存在であるジョンニョンに
絶大な関心を持っている。
ジョンニョンに会ってから久しぶりに退屈しないオクギョンである。
いつかジョンニョンが自分の王子の座を超えることを期待し、
ジョンニョンに国劇という別天地を開いてくれる。
ウンチェ姐さん
ショートカットのお顔立ち
ユ・ヨンソク兄さんに クリソツじゃんか
と思うは わしだけかのぉww
영원한 매란의 간판스타로
춤추고 소리하고 살 거야
永遠のメランの看板スターとして、
踊りながら発声しながら生きていくよ
ソ・ヘラン / キム・ユンヘ
34歳、梅蘭メラン国劇団団員
「断言するけど、ユン・ジョンニョンは
次の公演で自滅するよ。」
娘役トップを任されているメラン国劇団のお姫様。
舞踊の腕前は他の追随を許さないほど優れており、
優雅で気品ある風格を持っている。
目利きが早く、狡猾なほど頭脳明晰。
オクギョンと同じ妓房にいたが、オクギョンが国劇団に入ると、
彼女も妓房を出て国劇団に入った。
当時、オクギョンのように
国劇を切望していたとか、志があったわけではないが、
彼女も芸人としての才能を備えていたため、
すぐに国劇俳優として成長することができた。
今、国劇が彼女にとって意味があるのも、
オクギョンと一緒にいられるからだ。
オクギョンがいないメラン国劇団は、
ヘランにとって空虚な存在に過ぎない。
だから、メラン国劇団の主役は
いつまでもオクギョンと自分でなければならず、
誰もオクギョンと自分の立場を脅かすことはできない。
少しでもオクギョンに脅威となるような人材がいたら、
警戒してこっそり踏みにじる。
最近、オクギョンの目が
虚しく輝きを失っていくたびに、胸が落ち込む。
ヨンソの弱点と限界をすぐに気づき、
彼女がオクギョンの座を脅かすことはないと判断し、
表面上だけヨンソを後押しするふりをする。
ジョンニョンもまた、
明確な限界点から成長するのは容易ではないと判断するが、
オクギョンがジョンニョンに面白がって興味を示すのが気に入らず、
本能的に警戒し、嫉妬する。
ホン・ジュラン / ウ・ダビ
19歳、梅蘭メラン国劇団研究生
「いつか君は男主人公、私は女主人公として
舞台の上で向かい合って演技してみよう」
内向的で臆病に見えるが、一度決心すれば
周りを驚かせるほど勇敢で強靭な性格の持ち主。
ジュランの家は貧しく、姉は肺病に苦しんでいた。
ジュランは本来なら一円でも多く稼いで
家計と姉の薬代を補うのが筋だった。
しかし、メラン国劇団の公演を見た後、
国劇俳優になりたいと一念発起して家を飛び出した。
苦労する両親と肺病の姉が目に飛び込んでくるが、
国劇をやりたいという欲望が罪悪感に打ち勝ち、
国劇団に入ったものの、
燭台の身分から抜け出すことはできない。
*燭台の身分とは
しょんぼりと隅に座っている人の例えた身分
家族に目を背けて飛び出したが、
台詞を一行ももらえないと
自分自身が情けなくなり、小さくなる。
それでも頑張ればいつかヘランのように
国劇団の娘役になる日も来るだろう、
そんな一筋の願いを胸の片隅に抱きながら
一生懸命練習していると、
ある日ジョンニョンに出会う。
皆がジョンニョンに嫉妬する中、
ジュランだけがジョンニョンに温かく接する。
ジョンニョンの気さくで明るい性格が好きで、
臆病な自分とは違い、
常に積極的で勇敢なところもうらやましかった。
ジョンニョンの演技を見て刺激を受けるようになり、
自分でも知らなかった俳優としての可能性が次第に見えてくる。
存在感のなかった醜いアヒルから白鳥に生まれ変わるその時、
ジュランは誰も予想しなかった選択をする。
ペク・ドエン / イ・セヨン
28歳、梅蘭メラン国劇団団員
カダキ(男悪役)演技の第一人者と呼ばれるほど、
カリスマ的なカダキ演技を得意とする。
ドエンのカダキ演技を見るために
公演を観に行くという熱心なファンもいるほど。
歌唱力が演技力に比べ劣るという弱点があるが、
むしろ自分の限界と立場を淡々と受け止める大きな器を持っている。
演出的な才能があり、後にそれを十二分に生かすことになる。
原理原則によって動き、
ソボクが国劇団のルールと決めたことを絶対に破らない。
自分に不利益があっても、
それが正しいと思えば、それを突き詰める。
ソ・ヨンリ / ムン・ソリ 特別出演
ジョンニョンの母
夫を亡くし、一人で
ジョンジャ、ジョンニョンの姉妹を育てている、
逞しい生活力を持つ女性。
子供たちがお腹を空かせなければ、
魚を売る仕事でも、物売りでも、裁縫でも、
できないことはない。
厳しい暮らしに追われ、心の余裕がないため、
娘たちには表面上は無愛想だが、
内心は深く、娘たちを愛している。
ユン・ジョンジャ / オ・ギョンファ
ジョンニョンの姉
温かくて優しい心を持っている。
ジョンニョンを心から愛し、ジョンニョンが望むことは
何でも聞いてあげようとする。
ハン・ギジュ / チャン・ヘジン
ヨンソの母、ソプラノ歌手
有名なソプラノ歌手。
声楽の不毛の地であった朝鮮で何度も独唱会を開いたスター。
プライドが高く、傲慢で、他人に負けることを嫌う。
長女ヨンインへの期待が天に届くほどで、
ヨンインが幼い頃から厳しくレッスンをさせ、
最終的に成功させた。
大っぴらにヨンインを贔屓し、
隙あらばヨンソの自尊心を傷つける。
ヨンソを果てしない愛情不足と承認欲求に悩ませた張本人。
ホ・ヨンイン / ミン・ギョンア
ヨンソの姉、ソプラノ歌手
幼い頃から声楽の天才として有名で、
現在、どこへ行っても顔を知られている注目のソプラノ歌手。
外見は愛嬌があり、明るく陽気だが、
母親の期待に応えようとするあまり、
内面は腐ってしまっている。
いつか大きな事故を起こし、
母親の手から逃げる計画を立てている。
イム・ジン / カン・ジウン
パンソリ名唱者
国唱とまで言われたパンソリの名唱者。
ソリをする人なら誰もが尊敬する人物。
ゴンソンとソボクを教えた。
彼女の指導者としての厳格で隙のない態度は、
ソボクにそのまま引き継がれる。
主だったキャストのみ紹介^^
多くの
梅蘭メラン国劇団研究生が出てきます
推しができるかもww
探してみてね
あぁはよ見たいぞぉ~!!
ではまた