はじめましての方はこちらをどうぞ赤薔薇



本当のわたしを隠し続けていた頃、右
本当のわたしを思い出してきた頃、左




過去の私は


いつも周りの目を気にしていました


世間からズレないように

後ろ指を指されないように



わたしは私の行動や思考をいつも監視し続け

「どうせ似合わない」
「わたしには高すぎる」と

着たい服を着れず
着けてみたいアクセサリーも買えず


「もう傷つきたくない」と

男性を遠ざけ
恋愛なんて必要ないかのように生き



心の中では怒っていても

笑顔を絶さず
いい人として振舞い



非難されないように
怒られないように

言いたいことを飲み込み
書きたいことは何も書けず



自分には価値がないと信じ
それを埋めようと

自分の内側はカスカスなのに
人には与え続け



突き抜けないように
目立たないように

好きなことを心の奥に隠して蓋をしながら
やりたいことが何だったのかも みんな忘れて



【本当のわたし】を

心の奥の檻に閉じ込め  

封印し

ずっと隠しながら生きていました







この【隠されたわたし】は

わたしの内側で ずっと叫び続けていました



わたしも外に出して

わたしがいないフリしないで



でも、その声には耳を貸さず

自分に嘘をつき続けているうちに

40の手前でわたしは鬱になりました





死ぬことだけを毎日願い続けた日々





闇の底まで堕ちて

ようやく わたしは

耳を塞ぎ続けた

【本当のわたし】の声を聴くようになりました




闇の底まで堕ちることは

本当のわたしに出逢う

その一歩手前でした



わたしは自分の中の闇を消そうと

光だけを求め続け


汚い醜い自分は許せず

清らかな立派な自分になることを目指して


無限ループにはまりかけていました




求める答えを自分の外側に探し続け


自分でないものに必死でなろうとする


決して終わることのない無限ループです




【闇堕ち】がそのわたしを救い上げてくれました

外に向かい続けることにストップをかけ


無限ループから解き放ってくれました




答えは自分の外にあるのではない

自分の内側にしかないのだと

そこでやっと気づきました




42歳になった頃

ようやくそのままの

自分自身に向き合い始め


【隠していたわたし】

【眠らせ続けていたわたし】

【本当のわたし】と少しずつ出逢っていきました



そこには光のわたしも

闇のわたしも両方いました









光と闇は半分ずつあるのです



光だけのわたしを受け入れていた時は

わたしは自分の半分を拒否し続けていました



自分の闇を許すことができませんでした




それが【本当のわたし】を眠らせ続ける

重要なカラクリになっていました





光だけのわたしを受け入れて

闇のわたしを拒否し続けているうちは

【本当のわたし】は目を醒ましません




いつまで経っても

【わたし】がもうすでに完成して

今ここに存在していることに気づきません




光だけでも【わたし】ではなく

闇だけでも【わたし】ではなく


光も闇もどっちもあるのが【わたし】なのです



光の私は素晴しい私

闇の私は消さなきゃいけない私と

光と闇を分離させていること


自分の半分を否定し続けていたこと



そうやって【本当のわたし】を眠らせ続けてきました







闇を隠すことは

本当の自分を隠すことに

そのまま繋がっていました




闇は消すのではありません

光と闇はコインの裏表のようなもので

どっちもあってそれで完成している



【闇】をタブーにしたり

悪いものにしているのは

自分自神が目を醒まさないようにするため



光を良いもの

闇を悪いものとし続けていることで

二極(分離)の世界に自分を閉じ込めておくことができます






わたしの長年の「死にたい」という想いは

「本当のわたしで生きたい」という想いの裏返しでした



わたしがずっと自分の闇だと信じて

隠し続けてきた想いが

「本当のわたしで生きたい」

内側で叫び続けてくれたおかげで


わたしはやっと「本当のわたし」に向き合うことになり

「本当のわたし」の声を聴き始め

そのわたしの欲求を1つずつ許し

それを叶えてあげながら


わたしの丸ごとで生きる人生が始まりました



闇がいてくれたおかげで

隠していたわたしを表に出すことができたのです





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➡️☆☆☆











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