こんばんは。
ibマッピングインストラクターの
たえです
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
今日も
おすすめの本について
お伝えしたいと思います。
ヘコんでも折れない
レジリエンス思考
復元力に富む「しなやかな心」のつくり方
埼玉学園大学人間学部 教授
小玉正博氏 著
(河出書房新社)
人生って、体験の連続ですよね。
うれしい体験、
幸せな体験もあるけれど
辛い体験、苦しい体験
困難を避けて通れないような
苦しい体験もあります。
そんな時は、
落ち込むし、ヘコむし、悩むし
心が折れそうになるけれど
人の心には
自然治癒力のような
ものが備わっていて
たいていの場合は
克服し何とか立ち直っていく。
その心の自然治癒力こそが
「レジリエンス」
心の回復力や、心が折れない力
とも言われていますが
その
レジリエンスを高めていく
思考と実践方法を
教えてくれる本なのです。
私がこの本に出合ったのは、1年半前。
震災に関わるお話を聴く機会が
多かった時期でした。
お一人おひとりの
被災の状況が異なっていることを
差し引いても
レジリエンス・・・
心の回復力や、心が折れない力には
個人差があると感じていました。
と同時に
一被災者としての自分の
レジリエンスについても
顧みることの多かった時期に
偶然にも出合ったこの本には
レジリエンスの個人差は
思考と行動の違いから
発生しているということ
それは特殊な能力ではなく
誰もが、思考と行動で
高められるものだということが書いてあり
視界が広がった気持ちに
なったの覚えています。
例えば・・・
仕事でつらい立場に追いやられたとき
大切な人を失ったとき
家庭の中で問題が起きたとき
うまくいかなかったり、失敗したとき
大切なのは
ダメージを受けないことではなく
いかに早く回復するかということ。
落ち込みすぎず、次に進んでいくこと
なのだと思います。
本書には
レジリエンス思考を
行動に移すための6つの項目
「冷静さを身につける」
「柔軟性を養う」
「楽観性を機能させる」
「自身力を育てる」
「人間力を高める」
「回復力を鍛える」
が分かりやすく書かれてあり
頭の中だけを切る変える
ポジティブシンキングより
レジリエンス思考のほうが
具体的な行動につながり易いと
思います。
各項目の最後のポイントを
意識、実行していくだけでも
回復力は変わりますよ。
「ヘコみやすいな」と感じた時
読んで頂きたい一冊です。