ヘコんでも折れないレジリエンス思考。 | 【キクチカラ】

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傾聴は ココロの中の平和の種。

こんばんは。

 

ibマッピングインストラクターの

たえですニコニコ

 

いつもお読みいただき

ありがとうございます。

 

今日も

おすすめの本について

お伝えしたいと思います。

 

ヘコんでも折れない

   レジリエンス思考

復元力に富む「しなやかな心」のつくり方

 

 埼玉学園大学人間学部 教授

  小玉正博氏 著

       (河出書房新社)

 

★ヘコんだ心を、どうやって回復する?

 

人生って、体験の連続ですよね。

 

うれしい体験、

幸せな体験もあるけれど

 

辛い体験、苦しい体験

困難を避けて通れないような

苦しい体験もあります。

 

そんな時は、

落ち込むし、ヘコむし、悩むし

心が折れそうになるけれど

 

人のには

自然治癒力のような

ものが備わっていて

たいていの場合は

克服し何とか立ち直っていく。

 

 

その心の自然治癒力こそが

「レジリエンス」

心の回復力や、心が折れない力

とも言われていますが

 

その

レジリエンスを高めていく

思考と実践方法を

教えてくれる本なのです。

 

★レジリエンスの差は、思考と行動の違い。

 

私がこの本に出合ったのは、1年半前。

 

震災に関わるお話を聴く機会が

多かった時期でした。

 

お一人おひとりの

被災の状況が異なっていることを

差し引いても

 

レジリエンス・・・

心の回復力や、心が折れない力には

個人差があると感じていました。

 

と同時に

一被災者としての自分の

レジリエンスについても

顧みることの多かった時期に

偶然にも出合ったこの本には

 

レジリエンスの個人差は

思考と行動の違いから

発生しているということ

 

それは特殊な能力ではなく

誰もが、思考と行動で

高められるものだということが書いてあり

視界が広がった気持ちに

なったの覚えています。

 

★具体的な方法が、回復を早めてくれる。

 

例えば・・・

仕事でつらい立場に追いやられたとき

大切な人を失ったとき

家庭の中で問題が起きたとき

うまくいかなかったり、失敗したとき

 

大切なのは

ダメージを受けないことではなく

いかに早く回復するかということ。

 

落ち込みすぎず、次に進んでいくこと

なのだと思います。

 

本書には

レジリエンス思考を

行動に移すための6つの項目

 

「冷静さを身につける」

「柔軟性を養う」

「楽観性を機能させる」

「自身力を育てる」

「人間力を高める」

「回復力を鍛える」

 

が分かりやすく書かれてあり

 

頭の中だけを切る変える

ポジティブシンキングより

 

レジリエンス思考のほうが

具体的な行動につながり易いと

思います。

 

 

各項目の最後のポイントを

意識、実行していくだけでも

回復力は変わりますよ。

 

 

 

「ヘコみやすいな」と感じた時

読んで頂きたい一冊です。